かっこいい犬とは?
どの犬をかっこいいと感じるかは、その人によって異なりますが、共通点はあります。以下でかっこいいと感じる犬の特徴や性格を見ていきましょう。
かっこいい犬の特徴
かっこいい犬には以下のような特徴が見られます。
- がっしりとした体型、筋肉質な身体
- 美しい被毛や毛色
- 凛々しい顔立ち
力強さを感じさせる体つきは、かっこいい犬の特徴といえます。また、光沢のある美しい被毛や、黒やグレーなどシックな毛色も魅力的なポイントです。
顔立ちでは、くっきりとした目つきや引き締まったあごのラインなどから、凛々しさが伝わってきます。
かっこいい犬の性格
かっこいい犬の性格は以下のとおりです。
- 忠実である
- 知性がある
- 警戒心がある
- 活発である
かっこいい犬は、忠実で知性のある犬種が多いです。責任感が強く、飼い主の指示を理解してから行動します。適度な警戒心は、家や家族を守ってくれる番犬として頼もしさを感じられます。
アクティブで活発なところも、かっこよさを感じられる性格の一つです。公園などでいきいきとした表情で走る姿を見てかっこいいと感じる飼い主も多いようです。
かっこいい犬【大型犬】12種
それではまず、かっこいい大型犬を紹介します。
シベリアンハスキー
オオカミを思わせる顔立ちと、力強い体つきをもつシベリアンハスキー。寒冷地でソリを引く姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
瞳は青く、異なる色の瞳を持つ個体もいるようです。雪原に佇む姿は性格は神々しく、目を奪われます。性格は人懐っこく、社交性も高いです。
ジャーマンシェパードドッグ
知性と勇敢さを兼ね備えたジャーマンシェパードドッグ。引き締まった筋肉質な体をしており、警察犬や軍用犬として活躍する姿はまさにかっこいいの一言です。
飼い主には忠実で、指示をしっかり聞いてくれます。ただし、賢いからといってしつけが不要なわけではありません。他人に迷惑がかからないよう、小さい頃からしっかりしつけておくことが大切です。
ボルゾイ
優雅さと気品に満ちたボルゾイ。長い脚と細身の体型、なめらかな被毛が特徴です。ロシアの貴族に愛され続けてきた歴史を持ち、その姿は高貴さを感じさせます。
静かで落ち着いた性格ですが、走る姿は圧巻。ロシア語で「俊敏」を意味するボルゾイの名に恥じぬ、時速50キロ以上で疾走する姿は、まさに風のように美しいです。
ドーベルマン
凛々しい顔立ちと筋肉質で引き締まった体が特徴的なドーベルマン。知性が高く、訓練性に優れているため、警察犬や軍用犬として活躍しています。
警戒心が強く、番犬として優秀ですが、家族には無限の愛情を注ぐ優しい一面も。ただし、活発で運動量も多いため、十分な運動とトレーニングが必要な犬種です。
グレートデン
巨大な体格と優雅な立ち姿から「犬の中のアポロン」と称されるグレートデン。短毛でなめらかな被毛と、筋肉質な体つきが特徴です。
性格は穏やかで温厚、その体格からは想像できないほど優しい性格の持ち主です。飼い主はもちろん、家族以外の人や犬に対しても仲良く接してくれます。
アフガンハウンド
長く豊かな被毛と気品ある姿が特徴のアフガンハウンド。被毛の色は豊富で、ブラック、ゴールド、クリームなど様々な色があります。その優雅な立ち姿は、まるでファッションモデルのよう。
高貴な雰囲気を漂わせる一方で、走る姿は驚くほど俊敏です。独立心が強く、少し気まぐれな一面もありますが、それも含めて魅力的。洗練された美しさと、野性的な一面を併せ持つ犬種として人気があります。
ホワイトスイスシェパードドッグ
純白の美しい被毛と凛々しい顔立ちが特徴のホワイトスイスシェパードドッグ。ジャーマンシェパードの白毛種として誕生しました。
温厚で忠実な性格は、家族との暮らしにぴったり。がっしりとした体格と活力にあふれる一面も持っていますが、賢く落ち着きがある性格で、しつけもしやすい犬種です。
アイリッシュウルフハウンド
目元や口周りの無造作な毛がかわいいアイリッシュウルフハウンド。世界最大級の犬種として知られており、肩までの高さが100センチを超えることもある超大型犬です。
とはいえ、体格からは想像できないほど、性格は穏やかで落ち着いています。「ジェントル・ジャイアント」と呼ばれており、子どもの遊びにも辛抱強く付き合ってくれる優しい犬です。
ロットワイラー
ロットワイラーは、力強い体つきと黒と茶の毛色が特徴的な大型犬です。勇敢さと忠誠心を併せ持ち、警察犬や介助犬、番犬など幅広く活躍しています。
見た目は迫力がありますが、実は飼い主にはとても優しく愛情を示してくれる、ギャップのある犬です。
一方で警戒心が強く、飼い主を守ろうと少し攻撃的な一面を見せることもあります。しっかりトレーニングを行って社会性を身につけることが大切です。
ワイマラナー
シルバーグレーの美しい被毛と洗練された姿から「グレーゴースト」とも呼ばれるワイマラナー。クールな印象を感じさせますが、性格は明るく活発で、家族思いな一面を持っています。
飼い主への忠実さと賢さを兼ね備え、しつけもしやすい犬種です。ほぼ毛がなく暑さに強いですが、寒さに弱いため、適切な室温管理が大切です。
アイリッシュセッター
赤褐色の被毛と、優雅な立ち姿が特徴のアイリッシュセッター。その美しい姿は、まるで燃えるような炎を思わせます。
狩猟犬としてルーツがあり、活発で遊び好きな性格です。散歩したり、おもちゃで遊んだりして、十分な運動を心がけましょう。賢く忠実なので、しつけもしやすい犬種です。
サルーキ
細長い体と長い脚、なめらかな被毛をもつサルーキ。ボルゾイと似ていますが、サルーキのほうが小さめです。またボルゾイは体全体の被毛が多めですが、サルーキは、耳や足、尾に飾り毛があるのが特徴です。
賢く気品のある性格ですが、狩猟犬の本能も持ち合わせた活発な一面も見せます。
かっこいい犬【中型犬】4種
次に、かっこいい中型犬を紹介します。
ボーダーコリー
黒と白の美しいコントラストの被毛が特徴的なボーダーコリー。知能が高く、その賢さは犬種の中でもトップクラスと言われています。運動能力も高く機敏なので、アジリティなどのドッグスポーツでも活躍するほどの常連犬です。
ただし、頭が良すぎるがゆえに、しつけが一貫されていないと自分勝手な行動をとることも。混乱を防ぐためにも、家族でのしつけは統一しましょう。
オーストラリアンシェパード
オーストラリアンシェパードは、垂れ耳と長い脚をしている中型犬です。目の色は茶色やブルー、オッドアイの子もいます。
牧羊犬としての歴史を持っており、性格は賢く忍耐強いです。運動量が多く、アウトドアやドッグスポーツを楽しむ飼い主との相性は良いでしょう。
コーギー
胴長短足の可愛らしいシルエットをしているコーギー。イギリス王室に愛されてきた歴史を持っているロイヤルドッグとして有名です。
性格は、活発で明るく、飼い主に忠実です。元々は牧羊犬として活躍していたため、小さな体に反して勇敢さも持ち合わせています。
なおコーギーは胴が長いことから、椎間板ヘルニアになりやすい傾向があるため、高い場所からの飛び降りには注意が必要です。
ウィペット
ウィペットは、スリムで洗練された体型が魅力的な中型犬です。小さな頭と長い脚を持ち、まるでモデルのような優雅な立ち姿をしています。
家では穏やかで静かな性格ですが、一度走り出すと驚くべき俊足を披露してくれます。従順でしつけもしやすく、無駄吠えもほとんどしないため、室内でも飼いやすい犬種です。
かっこいい犬【小型犬】3種
最後にかっこいい小型犬を紹介します。
ミニチュアピンシャー
ドーベルマンを小型にしたような外見をもつミニチュアピンシャー。小柄な体格ながらも筋肉質で、引き締まった身体をしています。
警戒心が強く番犬としても優秀な一方で、飼い主には甘えん坊です。他人や他の犬に吠えて攻撃的にならないよう、子犬の頃からしつけや社会化トレーニングを行って音や人に慣れさせていきましょう。
イタリアングレーハウンド
イタグレの愛称で親しまれているイタリアングレーハウンド。小鹿のような気品ある歩き方と、グレーハウンド譲りの俊足を持ち合わせています。
繊細で感受性豊かな性格で、攻撃的になることは滅多にありません。逆に距離を置いたり、逃げたりすることで身を守る傾向にあります。気温の変化に弱いため、しっかりと室内環境を整えてあげることが大切です。
ミニチュアダックスフンド
胴長短足が特徴のミニチュアダックスフンド。その独特なフォルムは、もともとアナグマ猟のために育種された名残です。性格は勇敢で人懐っこいとされています。吠え癖がありますが、賢いのでしつけをすることで改善できます。
なお、胴長体型のため椎間板ヘルニアになりやすいです。日頃の食事管理や環境を整えることを意識してあげましょう。
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この記事では、かっこいい犬の種類から、それぞれの特徴や性格まで紹介しました。かっこいい犬といえば見た目の良さに目が行きがちですが、実は忠実さや賢さなど、内面の魅力もかっこよさの一つといえます。
大型犬から小型犬まで、それぞれに独自の魅力があります。あなたのライフスタイルに合った犬種を選ぶことが大切です。
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