チワックスの性格
チワックスの性格は、両親犬であるチワワとダックスフンドどちらの性格を譲り受けているかで異なります。簡単に紹介すると、チワワは愛情深くて勇敢な性格、ダックスフンドは好奇心旺盛でフレンドリーな性格をしています。
それらの性格を受け継ぎ、チワックスは以下のような性格になる可能性が高いです。
- 愛情深い
- 活発で遊び好き
- 勇敢
- 頑固
- 警戒心が強い
それぞれの性格について、詳しく見ていきましょう。
愛情深い
チワックスはチワワの性格を受け継ぎ、愛情深い性格をしている傾向にあります。飼い主との信頼関係が築けると、一緒にいることを好み、たくさん甘えてくれるでしょう。信頼関係を築くためには、積極的に抱っこしたり撫でたりして、コミュニケーションを取ることが大切です。
また、チワワとダックスフンドは番犬に適した血が流れており、忠誠心が高いです。そのため、飼い主に対して従順でしつけやすいという特徴があります。
活発で遊び好き
チワックスは、ダックスフンド寄りの性格になると、活発で遊び好きな性格をしていることが多いです。もし運動が好きな様子であれば、積極的に散歩や公園へ連れて行ってあげましょう。
チワックスの散歩時間の目安は、1日約30分の散歩を2回ほどです。運動が好きな様子であれば、散歩時間を長くしてもよいでしょう。また、散歩が難しいときは、室内でおもちゃを使って遊ぶのがおすすめです。
ただし、運動させ過ぎると、腰や関節に負担がかかる恐れがあります。適度な運動を心がけることが大切です。
勇敢
チワックスは、両親犬の番犬に適した血を受け継ぎ、勇敢な性格になりやすいです。家族や自分の領域を守るときは、特に勇敢な性格を発揮します。
しかし、勇敢な性格が強くなってしまうと、大型犬に近づいてトラブルになったり、知らない人に吠えたりすることがあるため、注意が必要な性格ともいえます。
頑固
チワックスは、チワワ譲りの頑固な性格をしていることがあります。頑固=自分の意志があり、独立心が強いことを意味するため、決してネガティブな性格ではありません。
しかし、頑固過ぎるとなかなか言うことを聞かなかったり、誤って覚えたしつけを直すのに苦労したりすることがあります。対策としては、しつけや社会化トレーニングが効果的です。
しつけをして信頼関係が築ければ、頑固な性格を扱いやすくなります。また、社会化トレーニングの中で家族以外の人や犬と触れ合うことで、角が取れた性格となってくれるでしょう。
警戒心が強い
チワックスは、自分の縄張りの外に対しては、警戒心が強くなることがあります。これは、飼い主に対して忠誠心が強く、勇敢な性格が原因です。
警戒心が強いと、吠え癖や噛み癖がついてしまうため、注意する必要があります。子犬の頃から社会化トレーニングをして、警戒心が強い性格を緩和してあげることが大切です。
チワックスは飼いやすい?
チワックスは比較的飼いやすいとされています。理由はさまざまありますが、まずは従順で愛情深い性格が挙げられます。飼い主と信頼関係を築きやすく、正しくしつければ非常に育てやすいでしょう。
また、小柄なサイズ感も飼いやすい理由の一つです。チワワよりも若干大きいサイズ感であり、マンションでも問題なく飼育できます。また、過度の運動が必要なわけでもないため、共働きをしていても飼いやすいでしょう。
ただし、頑固で警戒心が強い性格には気をつけなればなりません。しつけに失敗すると、わがままで手に負えなくなることもあります。そのため、チワックスを飼う前には、しつけの方法を一通り理解しておくことをおすすめします。
チワックスの飼い方のポイント
チワックスの飼い方のポイントは、以下の4つです。
- しつけや社会化トレーニングをする
- 適度な運動・食事を心がける
- 室内環境を整える
- 長時間の外出を避ける
それぞれのポイントを具体的に説明していきます。
しつけや社会化トレーニングをする
チワックスの頑固で警戒心が強い性格を考慮すると、しつけや社会化トレーニングは非常に重要な役割を果たします。
しつけをすることで、チワックスとよい関係を築くことができ、頑固な性格をコントロールしやすくなります。また、子犬の頃から社会化トレーニングをすることで、恐怖心や警戒心が緩和されて、社交的な性格となってくれるでしょう。
小型犬の子犬は、外に連れ出すのが不安などの理由から外に連れ出さないこともあるかと思います。しかし、新しい場所や環境に連れていくことも大切なので、ペットカートなどに入れて積極的に外へ連れ出してあげましょう。
適度な運動・食事を心がける
チワックスに限ったことではないですが、適度な運動・食事を心がけることも欠かせません。
まず、適度な運動をさせることで、健康状態を維持できます。運動には必要な筋肉をつけて、肥満を防ぐ効果があるからです。それだけではなく、飼い主と信頼関係を築ける、ストレス解消になるなど、精神的にも大きなメリットがあります。
食事に関しては、適度な量をあげることが大切です。チワックスは小型犬のため、食べ過ぎると肥満になりやすいです。肥満になると、腰や関節に負担がかかり、怪我の原因となってしまいます。
ただし、肥満になることを気にして食事量を減らすと、栄養失調になる恐れがあります。ドッグフードに記載されている量もしくは獣医と相談した量をしっかりとあげるようにしましょう。
チワックスの寿命やかかりやすい病気については以下の記事で紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
チワックスの寿命はどのくらい?注意すべき病気と予防法も解説!
室内環境を整える
チワックスの飼い方のポイントとして、室内環境を整えることも挙げられます。
例えば、床がフローリングの場合、チワックスの腰や関節に負担がかかってしまいます。そのため、滑り止めのワックスをする、マットを敷くなどの対策を取ることが重要です。
加えて、寝床や食事場所などを用意して快適な生活環境を整えてあげましょう。
長時間の外出を避ける
チワックスは飼い主に依存する傾向があり、長時間の留守番はストレスや分離不安を引き起こす可能性があります。長時間留守にする場合は、ペットシッターを利用したり、家族や友人に見てもらったりするのがおすすめです。
ただし、お留守番ができないことも問題です。短時間から徐々に留守番の時間を延ばしていくトレーニングをして、少しの留守番はできるように育てることが大切です。
チワックスは飼いやすい!性格を理解したら飼い始めよう
この記事ではチワックスの性格や飼いやすさ、飼い方のポイントについて解説しました。チワックスは従順で愛情深い性格をしている一方で、警戒心が強くなることもあります。警戒心が強くなると、吠え癖や噛み癖がつくことがあるため、しっかりとしつけることが大切です。
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