ポメラニアンに散歩は必要?
ポメラニアンに散歩は欠かせません。
たとえ小型犬であっても、一定の運動が必要になります。エネルギーを消費したり、筋力をつけたりするために、できれば毎日散歩に連れて行ってあげましょう。
散歩には、他にもさまざまな効果があります。
例えば、外の空気を吸ったり、匂いを嗅いだりすることでリフレッシュになり、ストレスの発散にもつながります。さらに、散歩中に他の犬や家族以外の人間と触れ合うことで、社交性も向上するでしょう。
このように、散歩には多くの効果があり、ポメラニアンが心身ともに健康に生きるために欠かせないのです。
ポメラニアンの平均寿命は何歳?かかりやすい病気や長生きの秘訣も紹介
ポメラニアンに必要な運動量
ポメラニアンに必要な運動量には個体差がありますが、一般的には1日2回、1回あたり15分の散歩が目安とされています。
これはポメラニアンの大きさやその日の体調によっても異なるため、様子をみて調整することが大切です。
ただし、過度な運動は、ポメラニアンの小さな体に負担をかけてしまうこともあるため、無理をさせないように注意しましょう。
もし雨などで散歩に連れていくのが難しい場合は、室内でおもちゃを使い、体を動かすのがおすすめです。一緒に遊ぶことで、飼い主さんとポメラニアンの絆も深まります。
ポメラニアンの散歩はいつから?
ポメラニアンの散歩は、ワクチン接種が完了する生後3〜4ヶ月頃から始めるのが一般的です。
ワクチン接種が完了していない状態で散歩に連れて行くと、感染症にかかるリスクが高くなります。必ずワクチン接種が完了してから散歩に行くようにしましょう。
また、生後3ヶ月頃は「社会化期」と呼ばれ、他の人や犬、さまざまな音や環境に慣れるための重要な時期です。この期間に外の世界に触れることで、ポメラニアンは社会性を育み、成犬になっても落ち着いて周囲と接することができるようになります。
もし生後3ヶ月頃にワクチン接種が完了していない場合は、抱っこやカートに入れて外に連れ出すとよいでしょう。外の世界に慣れさせることで、お散歩デビューがスムーズになります。
ポメラニアンが散歩を嫌がるときの対処法
ポメラニアンが散歩しないときの対処法を以下のケースごとに紹介します。
外に出たがらない場合
ポメラニアンが外に出たがらない場合、外の世界を怖いと感じているのかもしれません。そのため、まずは外に出るのが楽しいことだと感じてもらうことが大切です。
おもちゃやおやつを使って玄関まで誘導したり、抱っこして外に連れ出してみたりしてみてください。もし外へ出ることができたら、散歩時間は短めにして、慣れてもらうことを優先しましょう。
これを繰り返すことで、徐々に散歩が楽しいものだと思ってくれるはずです。
首輪やリードを嫌がる場合
首輪やリードを嫌がり、散歩にいけないケースもあるでしょう。その場合は、リードをつけたまま家の中で過ごし、リードをつけることに慣れてもらうのがポイントです。
リードをつけたまま遊んだり、おやつを食べたりすることで、リードに対する抵抗感を減らしていきます。慣れてきたらリードをもち、家の中で散歩の練習をしてみてください。
ここまでできたら、外に出て近所を散歩してみましょう。リードに慣れて、楽しく散歩ができるはずです。
散歩の途中で立ち止まる場合
散歩の途中で立ち止まる場合は、2つの理由が考えられます。
1つ目は、このまま進むと嫌な経験をした場所があり、恐怖心から立ち止まっているかもしれません。いつも同じ場所で立ち止まる場合は、このように思っている可能性が高いです。
その場合は、他の散歩コースを選び、苦手な場所を回避してあげてください。
2つ目は、疲れており休憩したいと思っていることが考えられます。とくに夏の暑い日は、途中でバテてしまい、いつもの距離を歩けないことも。
その場合は無理をさせず、水分補給をして休憩したり、抱っこしてそのまま帰ったりしましょう。ポメラニアンの様子をみて判断してあげてくださいね。
ポメラニアンを散歩に連れて行くときの注意点
最後に、ポメラニアンを散歩に連れていくときの注意点を3つ紹介します。
気温に応じて散歩の時間帯を調整する
ポメラニアンを散歩に連れていくときは、気温に応じて散歩の時間を調整することが大切です。暑すぎたり寒すぎたりすると、体調を崩す原因になることがあります。
夏は早朝と夕方、冬はお昼に近い時間帯がおすすめです。1日2回の散歩が理想ですが、気温を考慮して、無理をしないようにしましょう。
安全な散歩コースを選ぶ
安全な散歩コースを選ぶことも心がけましょう。
ポメラニアンはフワフワした毛によって体が大きく見えがちですが、実際はとても華奢であり、骨も細いです。そのため、小さな溝にはまったり、ちょっとした段差でも着地に失敗したりすることがあります。
また、交通量や人通りが多い道もできるだけ避けましょう。危ない場所は抱っこして散歩するなどして、ポメラニアンの安全を守ってあげてください。
犬の散歩のマナーを守る
ポメラニアンを散歩するときは、犬の散歩のマナーを守ることも忘れずに。
例えば、犬の排泄物は処理する、リードを短くもってコントロールするなどは、基本的なマナーです。詳しくは以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
ポメラニアンの散歩について理解したら実際に飼い始めよう
この記事では、ポメラニアンの散歩について紹介しました。
必要な運動量には個体差がありますが、1日2回、1回あたり15分の散歩が目安です。散歩する際は、外の気温を考慮したり、安全なコースを選んだりすることを心がけ、ポメラニアンと楽しく散歩してくださいね。
ポメラニアンの散歩について理解したら、実際に飼い始めてみてはいかがでしょうか。理想のポメラニアンを見つけるなら、petmiで探す方法がおすすめです。
petmiとは、全国のペットショップから子犬を探せるサイトであり、掲載数は日本最大級を誇ります。きっとお気に入りの子が見つかるはずなので、ぜひお気軽に覗いてみてください。