猫を飼うために必要なもの12選
はじめて猫を迎える準備はワクワクする反面、何を用意すればいいのか迷ってしまいますよね。ここでは、快適な暮らしをスタートできるよう、猫を飼うために必要なアイテムを12個ピックアップして紹介します。
最初からすべてを揃える必要はありませんが、重要なものは事前に準備しておきましょう。
1.サークル・ケージ
サークル・ケージは、お迎え直後の猫が安心して過ごせる、落ち着ける空間として大切です。トイレや食事スペース、寝床などを設置でき、新しい環境に慣れるまでの居住スペースとして活用できます。
高さのあるタイプや、上下に連結できるものなど、猫の性格や生活スタイルに合わせて選びましょう。
2.キャットフード
キャットフードは、総合栄養食をメインに選びましょう。成長段階や健康状態に合わせて、ドライフードとウェットフードを組み合わせるのがおすすめです。
新しい環境での食欲低下を防ぐため、まずこれまで食べていたものを継続して与えるのがベターです。徐々に新しいフードに切り替えていきましょう。
3.食器
食器は、浅すぎず深すぎない、食べやすい形状のものを選びましょう。首に負担をかけないよう、猫の体格に合ったほどよい高さのものがおすすめです。
滑り止めがついていて安定感があり、洗いやすい素材のものを選ぶと毎日の手入れも楽になります。
4.給水器
給水器は、タンクに貯めた水を自動で供給してくれるアイテムです。循環式の給水器なら水が流れることで猫の興味を引き、飲水量が増えやすくなります。
尿路結石などの予防にもつながるので、できれば自動給水器の導入がおすすめです。
5.トイレ用品
トイレ本体、猫砂、スコップは基本セット。トイレは、掃除がしやすい・猫砂が飛び散りにくい、においが広がりにくいの3つの観点で選ぶのがおすすめです。
猫砂は鉱物系や木系など様々な種類があり、猫の好みを考慮して選びましょう。多頭飼いの場合のトイレの数は「猫の数+1」が良いとされています。
6.キャリーバッグ
キャリーバッグは、動物病院への通院や災害時の避難に必須のアイテムです。上部が開くタイプなら出し入れがスムーズで、猫にもストレスが少なくなります。
サイズは猫が中で体を回転できる程度の余裕があるものを検討しましょう。普段から中に好きなおもちゃを入れて、キャリーに慣れさせておくと安心です。
7.ブラシや爪切り
日々のグルーミングは、抜け毛の処理だけでなく猫とのスキンシップにも最適です。ブラッシングで毛玉ができるのを防ぎ、爪切りで家具の傷つきも防げます。
子猫のうちからケアに慣れさせることで、大人になってからもストレスなく手入れができるようになります。
8.キャットタワー
猫は高い場所が大好きです。周囲を見渡せる場所があることで、安心感とストレス解消につながります。運動不足の解消にもなり、膀胱炎などの病気予防にも効果的です。
設置場所や高さは、お部屋の広さや猫の性格に合わせて選びましょう。窓際に置くと外の景色も楽しめて、より快適な空間になりますよ。
9.首輪
迷子札の役割も果たす首輪は、室内飼いでも万が一の脱走に備えて用意しておきたいアイテムです。軽くて柔らかい素材を選び、体に負担がかからないものを選びましょう。
10.おもちゃ
じゃらしやボールなどのおもちゃは、運動不足解消とストレス発散に欠かせません。狩猟本能を刺激するおもちゃで一緒に遊ぶことで、愛猫とコミュニケーションを取れます。
ただし、ひもやビーズなど誤飲の危険があるものは避けましょう。また最初は興味を示さなくても、成長とともに好みの変化もあるので、いくつか種類を用意しておくと良いでしょう。
11.猫用消臭スプレー
消臭スプレーは、トイレ周りの臭い対策に重宝します。子猫のトイレトレーニング中や、新しい環境に慣れる時期は特に必要です。猫に優しい天然成分のものを選び、直接吹きかけないよう注意しましょう。
12.粘着ローラー
猫に必要なグッズというわけではありませんが、粘着ローラーも抜け毛の季節に大活躍する掃除アイテムです。服やソファなどの家具についた猫の毛を手軽に取り除けます。
外出前にコロコロするだけで毛が取れるので、来客前の掃除や身だしなみチェックに便利です。
猫を飼うために必要なお金ってどれくらい?
猫を飼うのに生涯かかる費用は、200万円ほどといわれています。必要なものを安く揃えることで200万円を下回ることもあれば、高額な手術や治療が必要になれば大きく上回ることも。
初期費用はもちろん、その後も毎月のフードや猫砂、定期健診など継続的な費用が必要です。大切な家族だからこそ、予期せぬ出費にも対応できるよう、計画的な準備を心がけましょう。
具体的な費用の内訳について以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
猫を飼うために必要な部屋の準備とは?
ここでは、猫を飼うために必要な部屋の準備について解説します。猫がのびのびと安全に過ごせるよう、以下の項目をチェックしていきましょう。
誤飲・感電対策
猫は好奇心旺盛で何でも口にしてしまうため、誤飲対策が重要です。電源コードは噛んで感電の危険があるので、カバーで保護します。観葉植物の中には猫に有毒なものがあるため、なるべく置かないのが良いでしょう。
ビニール袋や輪ゴム、小さなおもちゃなども片付けて。食べ物の放置は誤食や体調不良の原因になるので注意が必要です。
お風呂場対策
お風呂場は猫にとって事故が起こりやすい場所です。浴槽に水が張ってあると溺れる危険があるため、必ずフタを閉めておきましょう。
洗濯機の中も要注意。うっかり閉じ込めてしまわないよう、使用後は必ずドアを閉めて、排水溝のフタも常にしておくことが大切です。
脱走防止対策
玄関は二重ドアにするなど、開閉時の脱走に備えましょう。窓やベランダにも要注意です。フライングキャット症候群という猫が2階以上の高所から飛び降りてしまう事例もあります。
窓の開けっ放しに気をつけることはもちろん、網戸は補強し、ベランダには転落防止ネットを設置しましょう。
安心できる環境の整備
猫が安心できる部屋づくりも大切です。まず日光浴が大好きな猫のために、窓辺に休憩スペースを設けてあげましょう。また、来客時などに隠れられる場所を確保しておくことも大切です。
キャットタワーや棚などの高い場所は、周囲を見渡せるため、猫のストレス解消になります。猫は上下運動が大好きなので、安全に昇り降りできる空間づくりを心がけてください。
猫を飼うなら、必要なものを把握しておきましょう
猫を飼う際、最初は何を準備すればいいのか悩むかもしれませんが、基本的なアイテムさえ揃えれば大丈夫。その後は猫の様子を見ながら、必要なものを追加していけばOKです。
猫に必要なものがわかったら、いよいよ子猫探しです。どの猫を飼おうか悩んでいる方は、ぜひpetmiをご利用ください。全国1,000店舗以上のペットショップから、5,000頭以上の子猫を検索できます。
猫種や毛色、お住まいの地域から理想の子猫を探せるので、きっと運命の出会いが見つかるはずです。実際の飼い主さんの口コミも参考になるので、ぜひお気軽に除いてみてください。