ミニチュアダックスフンドの性格
ミニチュアダックスフンドの性格には個体差がありますが、以下のような性格をしている子が多いです。
- 明るく遊び好き
- 勇敢
- 忠誠心が強い
- 頑固
- 警戒心が強い
それぞれの性格について具体的に説明していきます。
明るく遊び好き
ミニチュアダックスフンドは、明るく遊び好きな性格をしている傾向にあります。この性格は、もともと猟犬として活躍していたことに由来しています。
一生懸命走り回ったり、おもちゃを使って遊んだりする姿は、飼い主さんに癒しを与えてくれるでしょう。
また、好奇心旺盛な一面もあるため、新しい場所に連れて行ったり、新しいおもちゃを用意したりすると、喜んでくれるはずです。
勇敢
ミニチュアダックスフンドは、勇敢な性格をしている子が多いです。これは、かつてアナグマ狩りとして自分よりも大きな動物に立ち向かっていたことが影響しています。
今でもその勇敢さを持ち合わせており、飼い主さんや家族を守ろうとする意識が強いです。そのため、知らない人や物音に対して吠えることがあり、番犬としても適しています。
ただし、吠え癖がつくと大変なので、きちんとしつけをして、必要以上に吠えないようにすることが重要です。
忠誠心が強い
ミニチュアダックスフンドは、忠誠心が強い性格でもあります。飼い主さんに対する深い愛情をもち、側にいることを好みます。
ただし、この忠誠心の強さから分離不安になりやすい傾向があり、飼い主さんがいなくなると不安になったり、吠えたりすることも。留守番の練習をしつつ、一緒に過ごす時間はたくさんの愛情で接してあげることが大切です。
頑固
頑固な一面もあるミニチュアダックスフンド。意志が強く、興味がないことや嫌なことには従わないことがあるかもしれません。
そのため、しつけには根気が必要です。飼い主さんは、根気強く、一貫した態度で接しましょう。また、興味を引き出せるように、おやつを与えたり、おもちゃを使って楽しくトレーニングするのも効果的です。
警戒心が強い
警戒心が強いのも、ミニチュアダックスフンドの特徴の一つです。これは、勇敢な性格ゆえであり、飼い主さんや家族を守ろうとする意識が強いのです。
ただし、警戒心が強すぎると、第三者に迷惑をかけてしまうことも。そのため、しつけに加えて、社会化トレーニングを行うようにしましょう。社会化トレーニングをすることで、見知らぬ人や動物に慣れて、警戒心を和らげることができます。
ミニチュアダックスフンドは性格が悪いのは事実?
「ミニチュアダックスフンドは性格が悪い」と耳にしたことがあるかもしれませんが、これは事実とはいいにくいです。
確かに、ミニチュアダックスフンドは頑固で警戒心が強い性格をしており、しつけが大変だと感じることがあるかもしれません。しかし、飼い主さんが愛情深く、きちんとしつけることができれば、ミニチュアダックスフンドは唯一無二のパートナーになってくれます。
つまり、ミニチュアダックスフンドは性格が悪いと感じるかどうかは、飼い主さんの育て方や捉え方次第といえます。
ミニチュアダックスフンドを実際に飼っている人の声を聞きたい!という方に向けて、petmiでは飼い主さんからの口コミを集めています。こちらも参考にしてみてくださいね。
ミニチュアダックスフンドの性格は被毛のタイプや性別で異なる?
ミニチュアダックスフンドの性格は、被毛のタイプや性別で若干異なるとされています。
ただし、あくまでも傾向であり、飼い主さんの接し方や生活環境によっても異なります。そのため、参考として把握することが大切です。
<被毛のタイプによる性格の違い>
ロング:穏やかで落ち着いている
スムース:好奇心旺盛で忠誠心が強い
ワイヤー:勇敢でやんちゃ
<性別による性格の違い>
オス:社交的で、飼い主さんには甘えん坊な傾向
メス:穏やかで、やや警戒心が強い傾向
このように、被毛や性別による性格の違いを理解しつつ、愛犬に合った接し方を心がけましょう。
ミニチュアダックスフンドの性格を踏まえた飼い方・しつけのコツ
ミニチュアダックスフンドの性格を踏まえた飼い方のコツを4つ紹介します。
1.適度な運動をさせる
ミニチュアダックスフンドは好奇心旺盛で遊び好きな性格をしているので、適度な運動をさせることが飼い方のコツです。
散歩は1日2回、20〜30分程度が理想です。また、安全を確認したうえで、公園やお庭などを自由に走らせてあげると、さらに喜んでくれるでしょう。
運動不足になるとストレスが溜まり、吠え癖などの問題行動につながることがあります。そのため、できれば毎日運動する時間を確保してあげることが大切です。
2.社会化トレーニングをする
ミニチュアダックスフンドを育てるうえでは、社会化トレーニングが欠かせません。
社会化トレーニングとは、さまざまな人や犬、音や場所に慣れさせることで、社会に順応しやすくするためのトレーニングです。このトレーニングをすることで、警戒心が和らぎ、問題行動を起こしにくくなります。
社会化トレーニングは、できるだけ早くから始めるのがおすすめです。お散歩ができるようになる前は、抱っこして外に連れて行くだけでも、さまざまな音や匂いに触れさせるよい機会になります。
3.一貫したしつけを心がける
ミニチュアダックスフンドは頑固な性格のため、一貫したしつけを心がけることがコツです。誤って覚えてしまったしつけをあとから修正するのは難しいので、最初から正しくしつけるようにしましょう。
また、家族内でしつけのルールが異なると、ミニチュアダックスフンドが混乱してしまいます。そのため、家族全員でルールを統一することも重要です。
具体的なしつけ方は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
犬のしつけ方 | 基本のしつけ一覧や上手に行うポイントを解説
4.吠え癖がつきにくい環境に整える
ミニチュアダックスフンドは狩猟犬として活躍していたことから、吠え癖がつきやすいです。しつけや社会化トレーニングをすることに加えて、吠え癖がつきにくい環境を整えることも大切です。
例えば、インターホンの音にビックリして吠える場合はインターホンの音を小さくする、ミニチュアダックスフンドのハウスを外の音が聞こえにくい場所にするなどの対策が有効でしょう。
ミニチュアダックスフンドの性格について理解したら実際に飼い始めよう
この記事では、ミニチュアダックスフンドの性格や、性格を踏まえた飼い方・しつけのコツについて紹介しました。
ミニチュアダックスフンドは遊び好きで勇敢な一方で、警戒心の強い性格をしている傾向にあります。そのため、しつけや社会化トレーニングをきちんと行い、警戒心を緩和させてあげることが大切です。
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