チワワってどんな性格?
チワワは個体差はあるものの、以下のような性格をしています。
- 愛情深い
- 好奇心旺盛
- 賢い
- 警戒心が強い
- 臆病
それぞれ具体的に見ていきましょう。
愛情深い
チワワは飼い主さんに対して愛情深く、忠実な性格をしています。というのも、チワワは昔から人間と生活を共にしており、その中で飼い主との信頼関係を築いてきました。そのため、現在でも、人間に対して忠誠心が強いのです。
飼い主さんが家に帰ると、尻尾を振って喜びを表現してくれます。また、膝の上に乗って甘えることが好きです。飼い主さんは、そのような愛情表現にしっかりと応えてあげましょう。
好奇心旺盛
チワワは好奇心旺盛な一面もあり、新しい場所へ連れていくと、興味をもって歩き回ります。家の中でも同様で、新しいものを発見すると匂いを嗅いで、それが何かを確かめようとします。
このように好奇心旺盛で活発な性格なので、遊ぶことも好きです。散歩は1日1〜2回、1回10〜20分を目安に連れて行ってあげましょう。また、室内遊び用に、おもちゃも複数あると喜びます。
賢い
チワワは賢く、学習能力が高いとされています。そのため、しつけやすく、初めてペットを飼う方にもおすすめです。ただし、甘やかしすぎると主従関係が逆転して、わがままに育ってしまうことがあります。
チワワをしつけるときは、よいことをしたら褒める、悪いことをしたら叱るというようにメリハリをつけることがポイントです。
警戒心が強い
警戒心が強いのも、チワワの特徴です。チワワは世界でもっとも小さな犬種とされており、その小さな身体が自己防衛の本能を強くしているからです。
例えば、見知らぬ人が家に来ると、吠えて飼い主さんに警告してくれます。ただし、その癖が付いてしまうと大変なので、子犬の頃から社会化トレーニングをして、警戒心を和らげてあげることが大切です。
臆病
チワワは臆病な性格ともいわれています。例えば、いきなり大きな音がすると、びっくりして震えてしまうことがあります。ストレスにもつながるので、チワワが不安になるようなものは、できるだけ取り除いてあげましょう。
また、臆病な性格ゆえ、初対面の人や犬にはなかなか懐きにくいです。そのため、チワワを飼い始めてすぐは大変かもしれませんが、時間をかけて信頼関係を築いていきましょう。
チワワの性格はオスとメスで異なる?
チワワの性格は、オスとメスで異なるとされています。そのため、チワワを購入するときには、性別による性格の違いも考慮してみましょう。
オスのチワワの性格
オスのチワワは、やんちゃで活発な子が多いようです。また、リーダー意識や縄張り意識が強く、勇敢さもあります。一方で、飼い主さんに対しては甘えん坊で、とても愛らしい性格です。
メスのチワワの性格
メスのチワワは、比較的穏やかな性格をしています。ただし、ヒート(生理)期間中は攻撃的になることがあるので、注意しましょう。また、飼い主さんからの愛情表現が過剰だと、ストレスを感じてしまうことがあります。
チワワの飼い方のポイント
チワワの性格を踏まえた上で、チワワの飼い方のポイントを紹介していきます。
室内を安全な環境に整える
チワワを飼う上では、まず室内を安全な環境にすることが大切です。チワワは好奇心旺盛な性格なので、室内を走り回り、危ないものを踏んでしまう可能性があります。そのため、危険なものはすべて片付けておきましょう。
また、チワワは骨や関節が細く、転倒・落下すると怪我につながる恐れがあります。床がフローリングの場合は、マットを敷くなどして、対策を施しましょう。また、高いところに登らないように、普段からしつけることも肝心です。
毎日散歩に連れていく
チワワは活発な性格なので、毎日散歩に連れていくことがストレス発散になります。散歩の頻度は、1日1〜2回、1回10〜20分が目安です。もし雨で散歩が難しいときは、室内でおもちゃを使って遊んであげましょう。
また、散歩に連れていくメリットとして、他の犬や人と触れ合えることも挙げられます。初対面の犬や人と接する機会を増やすことは、チワワの社交性向上につながり、精神的な成長を促せます。
たくさんスキンシップを取る
チワワは愛情深い性格をしているので、たくさんスキンシップを取ることも重要です。スキンシップを通じて安心感を得ることは、精神的な安定につながり、結果的にチワワの健康や長生きにも寄与します。
積極的に抱っこや撫でることをしてあげて、信頼関係を築きましょう。なお、チワワの寿命については以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
社交性を身につけさせる
チワワの飼い方のポイントとして、社交性を身につけさせることも挙げられます。
チワワは警戒心が強くて臆病な一面がありますが、社交性を身につけることで、それらを和らげることができます。穏やかな性格になれば、しつけやすくなり、飼い主さんの負担も軽減されるでしょう。
具体的には、子犬の頃から他の犬や人との交流を促し、さまざまな環境に慣れさせます。これを社会化トレーニングといい、犬を飼う上でとても大切な訓練とされています。
チワワのしつけ方のコツ
次に、チワワのしつけ方のコツについて紹介していきます。きちんとしつけることで、第三者に迷惑をかけたり、チワワ自身が危険な目に遭ったりすることを防げるでしょう。
メリハリをつける
チワワをしつけるときは、メリハリをつけることが重要です。よいことをしたら褒める、悪いことをしたら叱ることを徹底しましょう。叱るときは、短い言葉でわかりやすく伝えることがポイントです。
なお、叱るときは絶対に叩いてはいけません。人間と同様に頭の骨がつながっていないので、命に関わることがあるからです。
また、大きい声で叱ったり、押さえつけたりすることもNGです。飼い主さんに対して恐怖心を感じて、信頼関係が損なわれてしまいます。
甘やかさない
チワワは甘えん坊でかわいいことから、甘やかしてしまう方も多いです。しかし、甘やかしすぎるとわがままになり、吠え癖や噛み癖がつくことがあります。そのため、叱るときは毅然とした態度で叱ることが大切です。
しつけに不安がある場合は、チワワを飼う前にしつけ方を勉強する、ドッグスクールに通うなどの対策を講じるとよいでしょう。
犬のしつけ方 | 基本のしつけ一覧や上手に行うポイントを解説
チワワの性格を理解したら実際に飼い始めよう
この記事では、チワワの性格や飼い方のポイント、しつけ方のコツについて解説しました。
チワワは飼い主さんに対する愛情が深く、好奇心旺盛で明るい性格をしています。一方で、警戒心が強く臆病な一面もあるため、子犬の頃から社会化トレーニングをすることが重要です。また、信頼関係を築いて、きちんとしつけをすることも欠かせません。
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