「チワワを飼うんじゃなかった」と後悔する6つの理由
最初に、「チワワを飼うんじゃなかった」と後悔する理由を6つ紹介していきます。
1.しつけが大変だから
チワワを飼うんじゃなかったと言われる理由として、しつけが大変なことが挙げられます。
チワワは頑固な性格をしており、飼い主さんとの信頼関係がきちんと築けていないと、なかなか指示に従ってくれません。その結果、うまくしつけられず、苦労する飼い主さんが多いようです。
しかし、チワワは本来賢い性格をしています。そのため、信頼関係をきちんと築ければ、すぐにしつけを覚えてくれます。たくさんスキンシップをとること、褒めるときと叱るときのメリハリをつけることなどを意識して、信頼関係を築いていきましょう。
2.吠え癖・噛み癖が付きやすいから
チワワは、吠え癖・噛み癖が付きやすいとされています。来客があるたびに吠えたり、飼い主さんを噛んだりすると、飼うんじゃなかったと後悔してしまうものです。
吠え癖・噛み癖は、チワワの臆病かつ警戒心が強い性格に由来しています。それらの性格を緩和してあげるには、社会化トレーニングが効果的です。子犬の頃から外に連れ出し、新しいものや音に慣れさせることで、臆病さを軽減させることができます。
なお、気になるチワワの性格については、以下の記事で詳しく紹介しています。
3.病気になりやすいから
チワワは世界でもっとも小さい犬種とされており、怪我や病気にかかりやすいです。
例えば、激しい運動をしたり、高いところから飛び降りたりすると、膝蓋骨脱臼(パテラ)を起こす可能性があります。また、遺伝性の心臓病になりやすく、突然死をしてしまうこともあるようです。
怪我や病気を防ぐためには、適度な運動と食事を心がけること、定期検診に連れていくことが大切です。チワワの寿命やかかりやすい病気については、以下の記事を参考にしてみてください。
4.体重の管理が大変だから
チワワは小型犬なので太りやすく、体重の管理が大変です。食べる量を少し増やしただけで、体重が増えてしまいます。反対に、太ることを気にして餌を減らすと、栄養不足になりかねません。
体重の管理ができないと、さまざまな健康トラブルを引き起こしてしまいます。このように、日々の食事や運動の管理が大変なことから、飼うんじゃなかったと思う飼い主さんもいるようです。
5.想定よりもお金がかかるから
想定よりもお金がかかることから、チワワを飼うんじゃなかったと感じるケースもあります。
犬を飼うには、さまざまな費用がかかります。まず、初期費用としてケージやクレートの購入費用が必要です。さらに、毎月のドッグフードやペットシーツの費用もかかります。トリミングが必要な場合はペットサロンの費用がかかり、病気になった場合には医療費が発生します。
一般社団法人ペットフード協会の調査によると、チワワを含む超小型犬を飼うのに生涯で必要な費用は平均で2,468,346円です。約250万円ほどかかることを飼う前に認識し、ある程度の費用を用意しておく必要があるでしょう。
犬を飼うのにかかる費用は?初期費用や月々、年間、生涯の出費を解説
6.抜け毛が多いから
チワワはほとんどがダブルコートであり、抜け毛が多いです。抜け毛対策をしないと、毛が洋服や家具に付いて大変なことから、飼うんじゃなかったと考える飼い主さんも一定数います。
とくに換毛期には注意が必要です。この時期は、こまめにブラッシングをして、毛が床に落ちるのを防ぎましょう。ほかには、シャンプーやトリミングも効果的です。
抜け毛を放置すると、チワワにとっても飼い主さんにとっても悪影響です。しっかりと対策をして、換毛期を乗り越えましょう。
チワワにトリミングは必要?人気のカットスタイルや料金の目安などを紹介
「チワワを飼うんじゃなかった」と後悔しないために心がけること
「チワワを飼うんじゃなかった」と後悔しないためにも、チワワを飼ってからは以下の4つを心がけましょう。
社会化トレーニングをする
チワワを飼うんじゃなかったと後悔しないためには、社会化期に社会化トレーニングを行うことが重要です。
成長期は、具体的に生後3〜14週頃を指します。この時期は、新しい環境に対する抵抗が少なく、慣れやすいとされています。そのため、積極的に外へ連れ出し、新しいものや音に慣れさせることが大切です。
しっかりと社会化トレーニングをすれば、チワワ特有の警戒心の強さや臆病さが薄れて、バランスの取れた性格になる可能性が高まります。その結果、しつけやすくなる、噛み癖や吠え癖が付きにくくなるなどのメリットも生じるため、積極的に社会化トレーニングを行うことをおすすめします。
甘やかしすぎないようにする
チワワを飼うときは、甘やかしすぎないことも大切なポイントです。甘やかしすぎると、チワワは自分がリーダーであると勘違いして、言うことを聞かなくなってしまうからです。
チワワはとてもかわいらしい見た目をしているので、つい甘やかしたくなることもあるでしょう。しかし、そこは要求に応じず、一定のルールを設けて一貫して守ることが肝心です。
そうすることで、チワワの問題行動を防ぎ、飼い主さんと良好な信頼関係を築くことができます。
適度な運動と食事を心がける
チワワの健康を維持するには、適度な運動と食事を心がけましょう。運動不足や餌の与えすぎは、肥満の原因となります。肥満は病気を引き起こし、ときには高額な医療費が必要になることもあるでしょう。
運動の目安は、10〜20分の散歩を1日1〜2回です。チワワは好奇心旺盛な性格をしているので、散歩をすることで、ストレス発散の効果も期待できます。
また、食事に関しては、ドッグフードのパッケージに記載されている量を守りましょう。なお、ドッグフードは栄養バランスが良いものを選ぶのがおすすめです。
たくさんコミュニケーションをとる
最後に、たくさんコミュニケーションをとることも欠かせません。チワワは飼い主さんに対する愛情が深く、たくさんのスキンシップを求めます。
毎日おもちゃを使って遊ぶ、抱っこする、しつけの時間を設けるなどすることで、飼い主さんとの信頼関係を深められるでしょう。それはチワワにとって精神的な安定となり、心の健康を維持することにもつながります。
チワワの特徴を知り「飼うんじゃなかった」と後悔しないようにしよう
この記事では、「チワワを飼うんじゃなかった」と言われる理由や、後悔しないために心がけることを紹介しました。
「チワワを飼うんじゃなかった」と言われる理由の多くは、チワワの特徴を知らないことが原因です。そのため、チワワの性格や特徴を把握した上でチワワを飼えば、後悔することはなくなるでしょう。
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