チワプーの成犬は可愛くない?
チワプーの成犬は可愛くないと言われることがあるようですが、SNSなどでチワプーの写真を見ると、可愛いチワプーばかりです。コメントでも「可愛い」という意見が数多く見受けられます。チワプーの成犬は可愛くないなんてことはなく、子犬の頃からずっと可愛いです。
可愛くないと言われる理由があるとするならば、赤ちゃんから大人になる過程で見た目が変化することが挙げられます。子犬の頃はトイプードル寄りの見た目だったのが、成長する過程でチワワ寄りになり、想定と違う見た目への変化に違和感を覚える方もいるようです。
しかし、その変化があるのがミックス犬の特徴です。チワワやトイプードルのお顔が好みであれば、最初から純血種を飼うとよいでしょう。他にはいない、唯一無二の存在であることが、ミックス犬を飼う魅力なのです。
チワプーの成犬と子犬で見た目は変わる?
チワプーは子犬から成犬になる過程で見た目が変化することがあります。もちろん個体差はあり、中にはあまり見た目が変わらないチワプーもいるしょう。ここでは、チワプーの子犬と成犬の平均的な見た目について紹介していきます。
チワプーの子犬の見た目
チワプーの子犬は、両親犬であるチワワとトイプードルがどちらも合わさったような見た目をしています。チワワ寄りのクリクリの目と、アップルヘッドと呼ばれるリンゴのような形の頭、そしてトイプードル寄りのクルクルな毛が特徴です。
もちろん、中には子犬の段階でどちらかの特徴が強く出ているチワプーもいます。「チワプーの子犬のお顔を見たい!」と思った方は、ぜひ以下のページからチェックしてみてください。
チワプーの成犬の見た目
チワプーは成犬になると、チワワとトイプードルどちらを強く譲り受けているかが比較的わかるようになります。ちなみに、見た目が変化するのは生後8ヶ月頃までです。以降は成犬となり、大きさもあまり変化しません。
チワプーの子犬の大きさ
次に、チワプーの大きさについて紹介していきます。チワプーの赤ちゃんが成犬になるまでの体重推移は、以下の通りです。
月齢 | 平均体重 |
---|---|
〜2ヶ月 | 0.5〜0.6kg |
3ヶ月 | 0.9〜1.2kg |
4ヶ月 | 1.2〜1.5kg |
5ヶ月 | 1.5〜2.0kg |
6ヶ月 | 2.0〜2.5kg |
8ヶ月 | 2.5〜4.0kg |
成犬になるまでの間、どんどん体重が増えていきます。以降は緩やかに体重が増える子もいるようです。
チワプーの成犬の大きさ
チワプーの成犬の平均的な大きさは、以下の通りです。生後8ヶ月頃までにこの大きさになります。
- 平均体重:2.5~4.0kg
- 平均体高:20〜30cm前後
ただし、チワプーの大きさに関しては個体差が出ることもあります。親犬が大きい場合は平均体重以上に、親犬が小さい場合は平均体重以下になるかもしれません。平均はあくまでも参考にして、その子に適した体重を把握することが大切です。
もしどのくらいの大きさになるのかを知りたい場合は、親犬の大きさを確認すると、ヒントとなるでしょう。また、現在の体重が適正かどうか不安な場合は、獣医に相談することをおすすめします。
チワプーが成犬になるまでにやるべきこと
チワプーが成犬になるまでに、以下の3つを責任もって行いましょう。
- 予防接種と定期検診に連れていく
- 月齢に合わせた食事と運動を心がける
- 社会化トレーニングなどのしつけをする
それぞれ具体的に説明していきます。
予防接種と定期検診に連れていく
子犬には母犬から受け継いだ免疫があり、病気に対する抵抗を持っています。しかし、徐々に薄れてしまうため、間隔をあけて計3回ワクチンを接種しなければなりません。獣医と相談して予防接種のスケジュールを立て、着実にこなしていきましょう。
定期検診は、チワプーを飼い始めてから1週間ほど経過した頃に、まず連れていきます。以後は、少なくとも1年に1回以上定期検診に連れていきましょう。
定期検診に連れていくことで、病気を早期発見するだけでなく、さまざまなアドバイスをもらえます。また、歯や耳のケア、寄生虫の予防なども行ってくれます。
なお、チワプーがかかりやすい病気は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
チワプーの平均寿命はどのくらい?かかりやすい病気についても解説!
月齢に合わせた食事と運動を心がける
子犬は消化器官が発達していないため、一度に多くの食事を摂ることができません。そのため、生後6ヶ月頃までは、1日に必要な食事量を3〜4回に分けて与えるようにしましょう。以降は、1日の食事の回数を3回、2回と減らしていきます。
また、生後2〜3ヶ月頃はまだドッグフードを消化しにくいです。ドッグフードをぬるま湯でふやかし、柔らかくしてからあげてください。
子犬の成長に応じて、徐々にふやかす量を減らし、硬い状態のドッグフードを増やしていきます。個体差はありますが、生後4ヶ月頃から通常のドッグフードを食べられるようになるでしょう。
お散歩などの運動に関しては、ワクチンを3回接種し、2週間経ってから始めることが推奨されています。短い距離からお散歩を始め、徐々に慣らすことが大切です。
社会化トレーニングなどのしつけをする
しつけは、子犬を迎えた日から始めることが肝心です。例えば、トイレのルールを教えるのを後回しにしていると、どこでもおしっこをして大変なことになってしまいます。トイレのしつけに加えて、「座れ」や「待て」などの基礎的なしつけも教えていきましょう。
チワプーの親犬種であるトイプードルは賢い性格をしており、比較的しつけがしやすいです。しかし、チワワ譲りの性格になると、少し頑固な一面もあります。そのため、誤ったしつけをしないように、家族の中でしつけのルールを統一することがポイントです。
また、社会化トレーニングも早い時期から始めていきます。子犬の頃からさまざまな環境に慣れさせることで、恐怖心が緩和され、より社交的なチワプーへと成長してくれるでしょう。
まずは抱っこをして家の周りを散歩して、車やバイクの音などのさまざまな刺激に慣れさせていきます。散歩ができるようになったら、行動範囲を広げて、新しい場所へと連れて行ってあげましょう。
チワプーの成長について理解したら飼い始めよう
この記事では、チワプーが成犬になるまでの見た目や大きさについて紹介しました。
チワプーは子犬であっても成犬であっても非常に可愛いです。その過程で見た目の変化があるかもしれませんが、その変化も楽しみの一つです。
この記事を読んでチワプーの成長について理解したら、いよいよチワプーを飼い始めましょう。まだどのチワプーを飼うか決まっていない方は、「petmi」で探してみてはいかがでしょうか?petmiとは、全国のペットショップから子犬・子猫を探せるサイトです。
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