チワックスの抜け毛は多い?
ミックス犬の抜け毛の量は、両親犬の特徴を受け継ぎます。チワックスの場合、両親犬であるチワワとダックスフンドはどちらも抜け毛が多いダブルコートの犬種です。そのため、個体差はありますが、抜け毛が多い傾向にあります。
ダブルコートの抜け毛が多い理由は、季節の変わり目に一気に毛が抜けるからです。反対にシングルコートは一気に毛が抜け落ちる時期がないため、抜け毛が少ないとされています。
ちなみに、チワックスの毛が抜ける時期は春と秋です。春は3〜5月、秋は9〜11月が目安となります。毛が抜け始めたと思ったら、しっかりと抜け毛対策をすることが大切です。
チワックスの抜け毛対策
チワックスの抜け毛対策としては、まずブラッシングやシャンプーが効果的です。事前に抜ける毛を取り除くことで、床に抜け落ちる毛を減らすことができます。また、冬であれば洋服を着させて、毛を洋服に付着させることもおすすめです。
その上で、掃除機やコロコロ(粘着クリーナー)で定期的に掃除をします。抜け毛をそのままにしておくと、チワックスはもちろん、一緒に生活している人間にも悪影響です。皮膚トラブルやダニの増殖につながるため、抜け毛が多くなる時期は対策を怠らないようにしましょう。
チワックスにトリミング(カット)は必要?
次はトリミングについてです。カットが必要かどうかは、チワックスの被毛のタイプで異なります。
- ワイヤーコート
- スムースコート
- ロングコート
それぞれのタイプごとにカットが必要かどうか説明していきます。
ワイヤーコート
ワイヤーコートは、硬くて粗い毛質を指します。毛が絡まりやすいため、定期的なトリミングがおすすめです。全体を均一に短くすると、すっきりとした印象になります。
スムースコート
スムースコートは短くて清らかな毛質なので、トリミングは不要です。こまめにブラッシングをして、毛を清潔に保ってあげましょう。
ロングコート
ロングコートは、長くて柔らかい毛質を指します。手入れをしないと毛玉ができるため、定期的なトリミングとブラッシングが欠かせません。特に、足先や耳周りの毛を整えることで、見た目のバランスがよくなります。
チワックスの見た目や大きさについては、以下の記事で詳しく紹介しています。こちらも合わせて参考にしてみてください。
チワックスの成犬や子犬はどんな見た目?大きさの平均も合わせて紹介
チワックスにおすすめのカットスタイル
チワックスの中でもワイヤーコートとロングコートのチワックスは、様子をみて定期的にトリミングをするとよいでしょう。そこで、数あるカットスタイルの中から、チワックスにおすすめのものを紹介していきます。
サマーカット
サマーカットは、全体的に短くカットするスタイルであり、夏の暑い時期に適しています。夏に短くカットすれば、涼しくて過ごしやすくなり、皮膚の通気性も向上するでしょう。また、お手入れが楽になるメリットもあります。
ライオンカット
ライオンカットは大部分の毛を短くカットして、首周りや尻尾、足先の毛を長く残したスタイルです。ライオンがモチーフであり、ロングコートのチワックスに適しています。
柴カット
柴カットは、お顔を丸くお耳を三角形にカットして、柴犬に似せたスタイルです。毛量の多いチワックスにおすすめのカットといわれています。
部分カット
ここまで紹介したカットスタイルは全体の毛をカットするものです。毛量がなかったり、カットを嫌がったりする場合は、部分的にカットしてもらうことをおすすめします。具体的には、足裏と肛門周りの毛をカットしてあげると、生活しやすくなります。
トリミングサロンではシャンプーコースで部分カットを行ってくれるところが多いため、相談してみるとよいでしょう。
チワックスの抜け毛やトリミングについて理解したら飼い始めよう
この記事では、チワックスの抜け毛やトリミングについて紹介しました。チワックスは比較的抜け毛が多いため、換毛期はブラッシングなどの対策を施すのがおすすめです。
また、トリミングは被毛のタイプによって必要かどうかが異なります。チワックスの様子をみて、トリミングサロンと相談しながらカットするようにしましょう。
チワックスの抜け毛やトリミングについて理解したら、チワックスを飼ってみてはいかがでしょうか?もし購入するチワックスが決まっていない場合は、petmiがおすすめです。petmiは、全国のペットショップから子犬・子猫を探せるサイトです。
たくさんのチワックスを紹介しているので、きっとお気に入りの子を見つけられるはずです。
おすすめサイト
マイホームでのペットとの暮らし方については下記のサイトが参考になります。
家を建てる教科書なら注文住宅ラボ