大きくならない犬12種【超小型犬・小型犬】
ここでは、大きくならない犬を12種類ピックアップして紹介します。
1.トイプードル
トイプードルは、体高24〜28cm、体重2〜4kgの小型犬です。巻き毛の被毛をもっており、毛色も豊富です。カットスタイルも様々で、自分好みのスタイルを楽しめます。知能が高く、活発で愛情深い性格であり、しつけもしやすいです。
抜け毛が少なく、アレルギーを持つ人にも飼いやすい犬種ですが、グルーミングは定期的に行う必要があります。
2.チワワ
世界最小の犬種として知られるチワワは体高15〜23cm、体重1.5〜3kgほどです。大きな耳と丸い目をもち、短毛と長毛のタイプがいます。
勇敢で活発、愛情深い性格ですが、やや神経質な面もあります。小さな体のため寒さに弱く、室内での飼育に適していますが、適度な運動は必要です。
3.ミニチュアダックスフンド
体高21〜27cm、体重4〜6kgのミニチュアダックスフンドは、長い胴体と短い脚が特徴的です。スムース、ロング、ワイヤーの3種類の被毛があります。
好奇心旺盛で勇敢な性格ですが、頑固な面もあります。背骨が長いため、椎間板ヘルニアに注意が必要です。
4.ポメラニアン
ポメラニアンは体高18〜25cm、体重1.8〜3.5kgの超小型犬です。キツネのような顔立ちと、丸い形状の被毛が人気の小型犬です。
小さな体のわりに元気で、明るい性格です。人や動物と仲良くなってくれるでしょう。ただし、ときおり警戒心が強く出ることがあります。社会化トレーニングを行って慣れさせてあげることが大切です。
5.ミニチュアシュナウザー
ミニチュアシュナウザーは特徴的な眉毛と口ひげをもつ小型犬です。成長すると、体高は30〜35cm、体重は5〜8kgほどになります。小型犬ではありますが、筋肉質で引き締まった体つきをしています。
性格は活発で遊び好き。知的で警戒心が強く、番犬として優れています。吠え癖があるので、コントロールできるようにしつけてあげましょう。
6.豆柴
体高30〜40cm、体重4〜6kgの豆柴は、日本原産の柴犬を小型化した犬種です。柴犬特有の凛とした表情を持ちつつ、赤・黒・白などの毛色の種類が豊富です。
忠実で警戒心が強く、やや頑固な面もあります。柴犬よりも飼いやすいサイズですが、本能的な行動が強いため、しっかりとしたしつけが必要です。また、ストレス発散のために、毎日散歩に連れて行ってあげましょう。
7.マルチーズ
マルチーズの体高は20〜25cm、体重は1.5〜4kgほどです。長く白い絹のような被毛をもち、黒い目と鼻のコントラストが魅力的な小型犬です。
性格は朗らかで穏やか。人懐っこく、飼い主にはとにかく甘えてきます。ただ神経質な面もあり、しっかりしつけないと吠えたり、噛みついてきたりします。甘やかしすぎないよう、社会化トレーニングを行いましょう。
8.ヨークシャーテリア
ヨークシャーテリアの体高は15〜23cm、体重は2〜3kgほどです。愛称はヨーキー。「動く宝石」と呼ばれるほど艶のある被毛をもっており、大きくなるにつれて毛色が7回ほど変化していきます。
性格は活発で勇敢。小型犬と思えないほどパワフルな動きを見せます。知的で学習能力が高く、しつけもしやすい犬種です。
9.シーズー
平らな顔と垂れた耳をもつシーズー。体高は23〜27cm、体重は4〜7.5kgほどです。温厚で人懐っこい性格で適応力が高く、初心者でも飼いやすい犬種として知られています。
ただし頑固な一面もあるため、しつけを徹底しないと吠えたり噛んだりするなどの問題行動につながります。根気強くしつけを行うことが大切です。
10.カニンヘンダックスフンド
体高14〜25cm、体重3.5〜5kgのカニンヘンダックスフンドは、ミニチュアダックスフンドをさらに小型化した超小型犬です。ミニチュアダックスフンドと同じく長い胴体と短い脚を持っています。
元々狩猟犬だったことから、性格は活発で元気な性格です。遊ぶことが好きなので、色々な場所に連れて行ってあげたり、おもちゃで一緒に遊んであげたりすると喜びます。ただし、長い背骨を持つため、椎間板ヘルニアなどに気をつけましょう。
11.ビションフリーゼ
綿あめのようなふわふわした白い被毛をもつビションフリーゼ。体高は23〜30cm、体重は5〜8kgほどです。
明るくフレンドリーな性格なので、家族との時間を大切にし、人々と接するのが大好きです。子供や他のペットとも仲良く過ごしてくれます。
また抜け毛が少ないです。とはいえ、放って置くと毛玉になってしまうので、月に1回のカットや日々のブラッシングが大切です。
12.パピヨン
パピヨンはフランス語で「蝶」を意味しており、大きな蝶の羽のような耳をもちます。体高は20〜28cm、体重は3〜4.5kgほどです。
活発で知能が高く、しつけもしやすい犬種です。しかし賢いがゆえにしっかりしつけないと、わがままな性格になってしまうことがあります。一貫性をもってしつけることが重要です。
大きくならない犬種を飼う際の注意点
ここでは、大きくならない犬を飼う際の注意点を紹介します。
予想以上に大きくなることもある
大きくならないと言われる犬種でも、予想以上に成長することがあります。超小型犬・小型犬の場合、生後8〜10ヶ月でほぼ成犬のサイズに達します。
親犬のサイズや血統書を確認し、ある程度の大きさを確認することはできますが、個体差があることを覚えておきましょう。遺伝的要因や先祖返りにより、親犬よりも大きくなる可能性もあります。
また、運動不足であったり、食事を与えすぎたりすると、肥満により体が大きくなることも。定期的な体重チェックと適切な食事管理で、健康的な体型を維持しましょう。
しつけを怠ると吠え癖がついてしまう
小型犬は警戒心が強く、吠える傾向があります。早期からのしつけが重要で、特に社会化トレーニングが欠かせません。
様々な人や環境に慣れさせ、過剰な反応を抑えましょう。また、甘やかしすぎると分離不安や攻撃性につながる可能性があります。一貫した態度でしつけを行うのがコツです。
滑りやすい床に注意する
小型犬は骨が細く、関節への負担が大きいため、滑りやすい床面は危険です。骨折や脱臼のリスクもあるため、フローリングやタイルにはマットを敷くなど、滑り止め対策を行いましょう。
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誤飲しないように気をつける
小型犬は好奇心旺盛で、小さな物でも飲み込んでしまいがちです。小さなおもちゃや、床に落ちた薬、犬によって有毒な食べ物などには注意する必要があります。家の中を定期的にチェックし、危険な物は手の届かない場所に保管しましょう。
また、外出時も地面に落ちている物を誤飲しないように細心の注意を払いましょう。犬用の食事以外のものを勝手に食べないように、普段からしつけておくことも大切です。
散歩は必要である
室内飼いができる小型犬ですが、適度な運動は必要です。散歩に連れて行ってあげることで、室内の運動以上のストレス解消のメリットがあります。また、散歩中の人や物に触れられるため、社会性を育むのにも効果的です。
小型犬の場合は1日2回、1回の散歩で15〜30分程度が目安ですが、犬によって個体差があります。様子を伺いながら散歩の距離や時間を調整してあげましょう。
また、暑さや寒さに弱い傾向があるので、熱中症予防や防寒具など、季節に応じた対策を忘れずに行うことも肝要です。
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