マルプーはどんな性格?
マルプーの性格は、両親犬であるマルチーズとトイプードルどちらの性格を譲り受けているかで異なります。簡単に紹介すると、マルチーズは人懐っこくて温厚、トイプードルは賢くて友好的な性格です。
それらの性格を受け継ぎ、マルプーは以下のような性格となる傾向にあります。
- 明るく活発
- 甘えん坊
- 社交性が高い
- 賢い
- 警戒心が強い
それぞれの性格について、詳しく見ていきましょう。
明るく活発
マルプーは明るくて活発な性格をしていることが多いです。外で遊ぶことが好きで、ドッグランや公園に連れていくとずっと走り続けることもあります。
この明るくて活発な性格は、飼い主さんにもエネルギーを与えてくれるでしょう。
甘えん坊
マルプーは甘えん坊な性格とも言われています。家の中では飼い主さんの後ろを付いて回ったり、膝の上に乗ったりすることもあるそうです。また、長時間の留守番が苦手であり、飼い主さんが帰宅すると尻尾を振って喜んでくれます。
マルプーが甘えてきたときは、しっかりと応えてあげることが大切です。これを繰り返すことで、マルプーと飼い主さんとの間に信頼関係が生まれます。
社交性が高い
マルプーはトイプードルの性格を受け継ぐと、社交性が高い性格になります。例えば、家に友人を招いても、人見知りをせずに歓迎してくれます。また、ドッグランや公園に他の犬がいたとしても、一緒に遊べる子が多いです。
そのため、マルプーは多頭飼いや子どもがいる家庭にもおすすめです。
賢い
マルプーはトイプードルの性格を譲り受け、賢い性格をしています。そのため、トイレトレーニングや「待て」「お座り」などのコマンドは、比較的早く覚えてくれます。
しかし、賢いからといって、しつけや社会化を怠るのはNGです。きちんとしつけないと問題行動を起こすこともあるので、甘やかしすぎないように注意しましょう。
警戒心が強い
マルプーは警戒心が強い性格になる恐れがあります。例えば、配達業者の人が玄関にいたり、散歩中に大型犬に出くわしたりすると、警戒して吠えることも。
警戒心の強さは防犯に役立ちますが、過度に吠えるのは辞めさせる必要があります。社会化トレーニングを通じて、見知らぬ人や動物に対する警戒心を弱めることが重要です。
マルプーはしつけやすい性格?
ここまで紹介した性格をもとに考えると、マルプーはしつけやすい性格と言えます。
人間のことが大好きで、甘えん坊な性格をしているので、しつける上で必要な信頼関係を築きやすいです。また、賢い性格をしているので、コマンドは比較的早く覚えてくれます。
さらに、社交性があるので、社会化トレーニングで外に連れ出したときに、積極的に関わりを持ってくれることも大きな理由です。
マルプーに必要なしつけ
マルプーに必要な3つのしつけの方法を紹介していきます。
トイレ
トイレは、マルプーに最初に覚えてもらうしつけです。家に迎え入れた日から始めるようにしましょう。
犬が排泄するときは、何かしらのサインがあります。例えば、においを嗅ぐ、ソワソワするなどです。このようなサインを出したら、排泄する前にトイレシートの上に連れていきます。
うまくトイレができたら、たくさん褒めてあげましょう。褒められると正しいことをしたと理解して、トイレを覚えてくれるようになります。
反対に失敗してしまったら、怒らないことが大切です。怒ると排泄自体が悪いことだと勘違いしてしまいかねません。これを繰り返し行い、トイレトレーニングを完了させましょう。
甘噛み
マルプーは構ってほしい気持ちや犬としての習性から、甘噛みをすることがあります。
もし構ってほしい気持ちから噛んでいるのであれば、すぐに辞めさせなければなりません。しつけの方法としては、噛まれたら低い声で叱り、他の部屋に移動するのが有効です。これを繰り返すことで、人間を噛むことは良くない行動だと学びます。
また、犬は本来噛む習性をもちます。そのため、犬用のおもちゃやガムを与えて、その欲求を満たしてあげることも大切です。このようにして、噛んでも良いものと悪いものを理解してもらいましょう。
無駄吠え
マルプーは、警戒心の強さから無駄吠えをすることもあります。例えば、友人が家に遊びにきたときや、インターホンが鳴ったときなどです。
対処法としては、友人からおやつをあげてもらったり、インターホンが鳴ったらおやつをあげたりして、敵ではないことを伝えることが重要です。
また、おやつが食べたいなどの要求から吠えることもあります。その場合は、要求に応えず無視をすることがポイントです。そして、吠えなくなってから褒めてあげれば、吠えても意味がないことを理解してくれるでしょう。
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マルプーの性格から考えるしつけのコツ
マルプーの性格から考えるしつけのコツは、以下の3つです。
- メリハリをつける
- しつけのルールを統一する
- 社会化トレーニングをする
メリハリをつける
マルプーをしつける際には、メリハリをつけることが重要です。良い行動をしたらしっかり褒め、悪い行動をしたら短く叱りましょう。この方法を繰り返すことで、マルプーは何が良くて何が悪いのかを理解してくれます。
しつけのルールを統一する
しつけのルールを統一することも大切です。もし家族間でしつけのルールが統一されていないと、何が正しいのかわからず混乱してしまいます。また、家族の中で誰か一人が甘やかすと、その人には何をしても良いと思われてしまい、しつけの効果が薄れてしまいます。
そのため、マルプーを飼う前には家族間でしつけのルールを統一しておくことがポイントです。
社会化トレーニングをする
マルプーは警戒心が強い性格から、吠える噛むなどの問題行動を起こす可能性があります。そのため、生後1〜4ヶ月の社会化期と呼ばれる時期に、積極的に人や動物と関わらせることが重要です。
散歩が許可されていない期間は、抱っこで外を歩いたり、友人と触れ合ったりしてもらいましょう。散歩ができるようになったら、他の犬とのコミュニケーションを促します。これによって、新しい環境や見知らぬ人との出会いも警戒せず、落ち着いて生活できるようになります。
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マルプーの性格を理解したら飼い始めよう
この記事では、マルプーの性格やしつけのコツについて解説しました。マルプーは賢くて人懐っこい性格をしており、とても飼いやすい犬種です。また、しつけるときはメリハリをつけ、一貫性をもつことが重要です。
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