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ドッグフードの正しい選び方 | 種類や目的、年齢別に選ぶポイントを紹介

公開日2024/05/20
更新日2024/06/7
ドッグフードの正しい選び方 | 種類や目的、年齢別に選ぶポイントを紹介

愛犬に健康で長生きしてもらうためには、ドッグフードの正しい選び方を知ることが大切です。

この記事では、ドッグフードの選び方や与える際の注意点を解説していきます。ドッグフード選びで困っている方はぜひ参考にしてください。

また、もしあなたが子犬を探しているなら、全国のペットショップから子犬を探せるサイト「petmi」がおすすめです。petmiは、日本最大級の掲載数を誇り、お気に入りの子犬が見つかること間違いなし。petmiを使って、あなたの新しい家族となる子犬を探してみてくださいね。

もくじ

ドッグフードの種類

一般的にドッグフードは、以下4つの種類に分けられます。

  • 総合栄養食
  • 間食
  • 療法食
  • その他目的食

それぞれ詳しく紹介していきます。

総合栄養食

総合栄養食は、犬の健康を維持するために必要な栄養素をバランス良く含んだドッグフードです。タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど、犬の成長と健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

間食

間食は、愛犬とのコミュニケーションやしつけのご褒美として活用できるドッグフードです。間食の種類は豊富で、ソフトタイプ、ハードタイプ、ジャーキータイプなど、愛犬の好みや体格に合わせて選べます。

ただし、総合栄養食とは異なり、必要な栄養素をすべて含んでいるわけではありません。与えすぎは肥満などの健康問題につながる可能性があるため、気をつけましょう。

療法食

療法食は、特定の健康問題を抱える犬のために設計された特別なドッグフードです。病気や健康状態に合わせて、栄養素の配合や原材料が調整されています。

例えば、腎臓病の犬には低タンパク質の療法食、食物アレルギーの犬にはアレルギー源となる原材料を除去した療法食などがあります。療法食は、獣医師の指導のもと与えるようにしましょう。

その他目的食

その他目的食とは、総合栄養食、間食、療法食以外の特定の目的を持ったドッグフードです。例えば、毛艶や皮膚の健康を促進するためのコート改善食、関節の健康をサポートするグルコサミン配合食、口臭ケアや歯石予防のためのデンタルケア食などがあります。

ただし、必要な栄養素がすべて含まれているわけではないので、主食として与えることは避けましょう。

水分量によるドッグフードのタイプ

ドッグフードは、水分量によって以下のタイプにも分類されます。

  • ドライ
  • ウェット
  • セミモイスト

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ドライ

ドライドッグフードは、水分量が10%以下に抑えられた固形のドッグフードです。販売されている多くのドライドッグフードは総合栄養食であり、必要な栄養素を効率的に摂取できます。また、その低水分量により、長期保存ができる点もメリットです。

一方、水分量が少ないため十分な水分補給が必要です。また、硬く乾燥しているため、高齢犬や歯の弱い犬には食べにくく、食いつきが悪くなることがあります。

ウェット

ウェットドッグフードは、水分量が75%以上と高く、柔らかくて食べやすい形状が特徴のドッグフードです。高い水分含有量のため、愛犬の水分補給に役立ち、尿路結石のリスクを減らせます。

また、ウェットフードは柔らかく、食べやすいため、歯の弱い犬や高齢の犬にもおすすめです。一方、開封後の保存期間が2〜3日と短いのがデメリットです。

セミモイスト

セミモイストドッグフードは、ドライフードとウェットフードの中間的な水分量(20〜40%程度)のドッグフードです。柔らかい食感で食べやすく、ドライフードよりも風味が良いため、多くの犬に好まれます。

愛犬に合ったドッグフードの選び方

ここでは、ドッグフードの選び方を紹介します。

主食には総合栄養食を選ぶようにする

主食には総合栄養食を選びましょう。総合栄養食は、愛犬の健康維持に必要な栄養素をバランス良く含んでおり、メーカーによる厳しい品質管理のもとで製造されています。

なお、間食やおやつ、その他目的食は、総合栄養食を補完する役割として利用し、主食としては与えないようにしましょう。

年齢や成長段階にあわせてフードを選ぶ

年齢や成長段階に合ったドッグフードを選ぶことも大切です。子犬、成犬、シニア犬では、必要な栄養素のバランスが異なります。それぞれのライフステージに適したフードを与えましょう。

特に、子犬の時期は、急速な成長と発達が見られる大切な時期です。高品質のタンパク質や必須脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれた子犬用のドッグフードを選ぶ必要があります。

子犬のおすすめドッグフードについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

子犬用ドッグフードのおすすめ10選!選び方や与えるときのポイントも紹介

体格にあわせてフードを選ぶ

ドッグフードを選ぶ際、愛犬の体格に合ったものを選びましょう。小型犬、中型犬、大型犬では、必要な栄養バランスや食事量が異なります。

また、体重管理も重要です。肥満傾向のある犬種では、低カロリーのフードを選ぶことが望ましいでしょう。愛犬の体格や犬種の特性を考慮し、適切な栄養バランスとカロリー量のフードを選ぶようにしましょう。

原材料や成分表をチェックする

原材料や成分表をチェックすることも重要です。成分表は、多く含まれているものから順番に記載されているので、順番にも注目します。

良質なタンパク質源、適切な脂肪量、必要なビタミンやミネラルが含まれているかどうかを確認しましょう。

便の状態を観察する

便の状態を観察することも一つの方法です。健康的な便は、適度な固さで、形状が維持され、強すぎない臭いを持っています。

ドッグフードを与えて数日後、愛犬の便をチェックしましょう。柔らかすぎる便や下痢、硬すぎる便、血液や粘液が混じった便などは、フードが合っていない可能性があります。

便の状態に異常が見られた場合は、ドッグフードを変更するか、獣医師に相談することをおすすめします。

予算にあったフードを選ぶ

ドッグフードを選ぶ際は、予算も考慮することが大切です。高品質なドッグフードは、原材料や製造工程にこだわりがあるため、価格が高くなる傾向があります。しかし、愛犬の健康を維持するために、できる限り良質なフードを与えたいと思うのは当然です。

予算を考慮しながら、愛犬に必要な栄養素を含み、安全性の高いフードを選ぶようにしましょう。なお、ドッグフード以外にも、犬を飼う際はさまざまな費用がかかります。以下の記事では、犬を飼う際の費用について詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

犬を飼うのにかかる費用は?初期費用や月々、年間、生涯の出費を解説

高品質で特別なドッグフードをお探しの方は、世界中の高級品を厳選して紹介しているWEBメディア「高級ナビ」の以下の記事もチェックしてみてください。
高級ドッグフードのおすすめ10選|ドライ・ウェット・缶詰など種類別に紹介

ドッグフードをあげる際に気をつけたい6つのポイント

ここでは、ドッグフードをあげる際に気をつけたいポイントを6つ紹介します。

1.食事の回数と量を決める

ドッグフードをあげる際、食事の回数と量を適切に管理することが重要です。子犬は1日3〜4回、成犬は1日2回が目安となります。シニア犬は消化機能が低下するため、一回あたりの量を徐々に減らしながら、2〜3回に分けて与えるとよいです。

ドッグフードのパッケージに記載されている目安量を参考にしながら、愛犬の体重や体調を観察しながら調整していきましょう。

2.おやつは与えすぎない

ドッグフードを与える際、おやつの与えすぎには注意が必要です。おやつは、しつけのご褒美やコミュニケーションのツールとして効果的ですが、与えすぎは肥満や健康問題につながる可能性があります。

おやつのカロリーは、1日の総カロリー摂取量の10%以内に抑えることが理想です。

3.運動前後の食事は避ける

ドッグフードをあげる際、運動の前後は食事を避けることが大切です。運動直後にドッグフードを与えると、胃捻転や胃拡張などの深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。

食事は、運動の前後それぞれ1〜2時間以上あけてからあげるようにしましょう。

4.ドッグフードの切り替えは徐々に行う

ドッグフードを切り替える際は、徐々に行いましょう。急に違うドッグフードに変えてしまうと愛犬の胃腸に負担をかけ、下痢や嘔吐などの症状を引き起こす可能性があります。

新しいフードを導入する際は、7〜10日かけて徐々に切り替えていきましょう。最初の2〜3日は、現在のフードに新しいフードを25%程度混ぜ、徐々に新しいフードの割合を増やしていきます。

愛犬の様子を観察しながら、消化器系の不調がないことを確認しつつ、切り替えを進めていきます。何か異変があれば、獣医師に相談しましょう。

5.ドッグフードは適切な場所で保存する

フードは、直射日光や高温多湿を避け、涼しく乾燥した場所で保管しましょう。開封後のフードは、密閉容器に入れて保存することで、酸化や湿気による品質劣化を防ぐことができます。

また、汚れや傷みのある容器は、フードの品質を損なう可能性があります。フードを保存する容器は、清潔に保ち、定期的に洗浄することが大切です。保存場所に関しては、愛犬や子供の手の届かない場所を選びましょう。

6.食べてはいけない危険な食べ物を把握しておく

愛犬が食べてはいけない危険な食べ物を把握しておくことも重要です。人間の食べ物の中には、犬の消化器官に適さないものや、脂肪分や塩分が高すぎるものもあります。

例えば、以下の食べ物は犬にとって有毒であり、摂取すると健康問題を引き起こす場合があります。

  • イカ・タコ
  • エビ・カニ
  • チョコレート
  • ブドウ
  • レーズン
  • タマネギ
  • ニンニク
  • アボカド
  • マカデミアナッツ
  • アルコール
  • カフェイン

危険な食べ物は事前に把握しておき、食べさせないことはもちろん、近くに置かないようにしましょう。

愛犬のためにも、正しいドッグフードの選び方・与え方を理解しよう!

ドライフードには総合栄養食や間食、療法食、その他目的食などの種類があります。愛犬の年齢や体重、健康状態に合わせて適切なフードを選びましょう。また、フードを与える際は以下の点に気をつけることがポイントです。

  1. 食事の回数と量を決める
  2. おやつは与えすぎない
  3. 運動前後の食事は避ける
  4. ドッグフードの切り替えは徐々に行う
  5. ドッグフードは適切な場所で保存する
  6. 食べてはいけない危険な食べ物を把握しておく

愛犬のために、正しいドッグフードの選び方と与え方を理解して、健康で幸せな生活を送れるようにしてあげましょう。

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