ダップーの寿命はどのくらい?
ダップーの寿命は、平均して13〜15歳です。実は、ダップーの寿命に関するデータはまだ少なく、この平均寿命は親犬種の寿命が考慮されています。親犬種であるダックスフンドの平均寿命は12〜16歳、トイプードルの平均寿命は12〜15歳です。
ただし、あくまでも平均のため、もっと長生きする子もいれば、若くして病気で亡くなってしまう子もいます。
犬の寿命は、遺伝や生活環境などが影響します。遺伝に関しては、ダップーの両親が何歳まで生きているかが分かれば、一つの目安となるかもしれません。
生活環境に関しては、適度な運動や食事を心がけ、健康的な生活を送らせてあげることが大切です。そのためには、飼い主が責任を持ってコントロールしてあげる必要があります。
ダップーに長生きしてもらうためには?
ダップーに長生きしてもらうためには、次の3つを心がけましょう。
- 適量の食事
- 適度な運動
- 定期検診
適量の食事
ダップーには、成長段階や健康状態に合わせて、適量の食事をあげることを心がけましょう。基本的には、ドックフードに記載されている量で問題ありません。
また、バランスの取れた食事を選ぶことも大切です。できるだけ高品質でさまざまな栄養が取れるドックフードを選ぶとよいでしょう。
適度な運動
日々適度な運動をさせることも、長生きしてもらうために重要な要素です。目安としては、1日30分の散歩に2回連れて行くことが推奨されています。ただし、雨などで外に行けない日もあるので、その場合は家で体を動かしてあげましょう。
この運動時間の目安は、他の小型犬よりも多めです。その理由として、ダップーが好奇心旺盛で遊び好きな性格であることが挙げられます。散歩や公園で遊ぶことが好きなので、積極的に連れ出してあげるとよいです。
ただし、過度な運動や激しい運動(高い所からのジャンプや階段の上り下りなど)は怪我の原因となるため、できるだけ避けましょう。
定期検診
食事や運動に加えて、定期検診も欠かせません。定期検診を受けることで、早期に病気を発見できたり、獣医からアドバイスをもらえたりできます。定期検診の目安は、1年に1回です。
また、定期検診以外にも、必要なワクチンを接種することを忘れないようにしましょう。
成犬になるまでの育て方は、以下の記事でも紹介しています。合わせて参考にしてみてください。
ダップーの成犬はどんなお顔や大きさになるの?子犬と比較して紹介!
ダップーがかかりやすい5つの病気
ダップーがかかりやすい病気には、次の5つが挙げられます。
- 椎間板ヘルニア
- 膝蓋骨脱臼
- 外耳炎
- 流涙症
- 皮膚病
これらは親犬種であるダックスフンドとトイプードルがかかりやすい病気です。ダップーを飼う前には、必ずかかりやすい病気とその予防法をしっかりと把握しておきましょう。
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板が変形し、その結果として神経を圧迫してしまう病気です。椎間板ヘルニアになると、痛みや歩行困難、麻痺などの症状が現れます。
ダップーは、ダックスフンドの短足胴長の体型を受け継ぐことが多いです。この体型は腰に負担がかかりやすく、椎間板ヘルニアになりやすいといわれています。
椎間板ヘルニアを予防するには、体重管理が重要です。適切な体重をオーバーすると腰や背骨に負担がかかり、椎間板ヘルニアになりやすくなります。また、高い場所からのジャンプや階段の上り下りも負担がかかるため、なるべく避けましょう。
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼とは、膝蓋骨が正常な位置から外れた状態になることで、別名パテラとも呼ばれる病気です。膝蓋骨脱臼になると、痛みや歩行困難などの症状を引き起こします。
膝蓋骨脱臼は小型犬がなりやすい病気として有名です。そのため、ダップーも注意する必要があります。
膝蓋骨脱臼を予防するためには、適切な運動で筋肉をつけることが大切です。また、体重が重いと関節に負担がかかるため、体重管理も欠かせません。
外耳炎
外耳炎は、耳の外側の部分が炎症を起こした状態を指します。痒みや痛み、腫れなどの症状が現れるため、注意が必要です。
犬の耳は通気性が悪い構造をしており、外耳炎になりやすいとされています。その中でも垂れ耳の犬は特に通気が悪いため、垂れ耳のダップーは気をつけなければなりません。
外耳炎を防ぐためには、定期的に耳の清掃を行い、汚れを取り除くことが肝心です。
流涙症
流涙症は、涙によって顔周りの毛が濡れている状態を指します。悪化すると皮膚炎を引き起こすこともあるため、注意すべき病気の一つです。
流涙症を防ぐためには、定期的に涙を拭いて清潔な状態を保ち、涙やけを防ぐことが大切です。涙が出るのは目の異常やアレルギーが原因の場合もあるため、継続的な症状が見られる場合は獣医に相談しましょう。
皮膚病
皮膚病とは、アレルギーや細菌、皮膚の乾燥などが原因で発症する病気です。痒みや赤み、脱毛などの症状があります。
皮膚病の対策には、定期的なシャンプーやブラッシングで皮膚を清潔に保つのが効果的です。また、食事や運動も皮膚の健康に影響を及ぼすので、健康的な生活を心がけましょう。
ダップーの寿命は13〜15年!
ダップーの平均寿命は13〜15年とされており、寿命は遺伝や生活習慣によって大きく変化します。ダップーに長生きしてもらうためには、健康的な生活習慣を心がけて、かかりやすい病気の対策をすることが大切です。
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