ビションフリーゼは臭いが少ない!
ビションフリーゼは、体臭が少ない犬種といわれています。そのため、これからビションフリーゼを飼おうと考えている方は、とくに心配する必要はありません。
ただし、日頃のケアを怠っていたり、健康状態に問題があったりする場合は、臭いが強くなることがあります。
もし臭いが気になるようであれば、原因を見つけて解消するよう心がけましょう。
ビションフリーゼの臭いの原因
ビションフリーゼの臭いの主な原因を、4つ紹介していきます。
1.被毛の汚れ・皮膚病
ビションフリーゼの体から臭いがする場合、被毛の汚れや皮膚病が原因であることが多いです。
たとえば、被毛についた汚れをそのままにすると菌が繁殖し、不快な臭いを発することがあります。また、皮膚病を引き起こすと、その症状がさらに臭いの原因になるため、注意が必要です。
2.耳の汚れ
耳の汚れが原因で、耳から嫌な臭いがすることもあります。
とくにビションフリーゼは垂れ耳のため、耳に湿気が溜まりやすく、細菌が繁殖しやすいです。耳掃除を怠ると独特の臭いが強くなるため、定期的なお手入れが欠かせません。
3.口臭・歯周病
口臭や歯周病は、ビションフリーゼの臭いのよくある原因の一つです。
歯垢や歯石がたまると口臭がするだけでなく、歯周病のリスクも高まります。さらに、歯周病が進行すると一層臭いがきつくなるため、毎日のデンタルケアは欠かせません。
歯周病が進行すると、歯がぐらついて食事がしづらくなったり、他の病気を合併したりするリスクもあるため、注意が必要です。
こうしたトラブルを防ぐためにも、こまめな歯磨きや定期的な口腔検診を心がけましょう。
4.肛門腺のたまり
犬の肛門まわりには「肛門腺」という器官があり、独特の臭いを発する分泌物がたまっています。
これが強い臭いを発することがあるため、定期的に肛門腺絞りを行うことが大切です。
ビションフリーゼの臭いの対策
次に、ビションフリーゼの臭いの具体的な対策を紹介していきます。
シャンプー
ビションフリーゼの臭い対策として、1ヶ月に1〜2回のシャンプーが効果的です。被毛や皮膚の汚れをしっかり落とすことで、清潔な状態を保つことができ、皮膚病の予防にもつながります。
シャンプーをする際は、愛犬の毛質や肌質に合った製品を選び、泡や汚れが残らないようにしっかりすすぐことが大切です。また、シャンプー後はしっかり乾かして、水分が残らないように注意しましょう。
耳のケア
ビションフリーゼの耳のケアも、臭い対策には欠かせません。
こまめに耳の中をチェックして、汚れていないかチェックしましょう。もし汚れていたら、専用の耳掃除液とコットンを使って、耳の中を傷つけないよう注意しながら、汚れを取り除きます。
愛犬が嫌がる場合は、無理をせず、トリミングサロンや動物病院に相談するのがおすすめです。
デンタルケア
口臭を防ぐためには、毎日デンタルケアを行うことが大切です。ビションフリーゼは小型犬のため、歯と歯の間が狭く、歯垢や歯石がたまりやすい傾向があります。
歯磨きシートや犬用の歯ブラシを使って、こまめにお手入れしましょう。子犬のうちから口の中を触ることに慣れさせておくと、スムーズに歯磨きができるようになります。
また、定期的に獣医師による口腔チェックを受けると、より口臭や歯周病を防げるでしょう。
肛門腺絞り
定期的に肛門腺を絞ってたまった分泌物を出すことも、臭い対策になります。
ただし、慣れていないと難しい場合もあるため、最初はトリミングサロンや動物病院に依頼するのがおすすめです。その際、やり方を教えてもらい、自宅でできるようであれば試してみてください。
正しい方法でケアをすれば、臭いと肛門腺トラブルの予防に役立ちます。
ビションフリーゼの臭いについて理解したら実際に飼い始めよう
この記事では、ビションフリーゼの臭いについて紹介しました。
ビションフリーゼは臭いの少ない犬種なので、もし強い臭いがする場合は、何か問題がある可能性があります。臭いの場所を特定して、原因を探りましょう。
また、これからビションフリーゼを飼おうと考えている方も、体臭が少ない犬種なので安心して迎えられるでしょう。
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