ビションフリーゼの被毛の特徴
最初に、ビションフリーゼの被毛の特徴を3つ紹介します。
抜け毛は少ない
ビションフリーゼは、抜け毛が少ないのが特徴です。
犬の被毛には「ダブルコート」と「シングルコート」の2種類があり、ビションフリーゼは「ダブルコート」に分類されます。
ダブルコートの犬種は、抜け毛が多く発生する傾向にあるのですが、ビションフリーゼは毛の生え変わりが少なく、抜け毛があまり発生しません。
そのため、掃除が比較的楽であり、飼いやすい犬種といえます。
毛玉ができやすい
ビションフリーゼの被毛は細くてカールがかかっており、ブラッシングをしないとすぐに毛玉ができてしまいます。
また、被毛の伸びがとても早いです。カットしないと、より毛玉ができやすくなるため、定期的なカットも心がけましょう。
汚れやすい
ビションフリーゼは白くてフワフワな被毛をしています。そのため、散歩をしたり公園で遊ばせたりすると、すぐに汚れてしまうので注意が必要です。
部分的な汚れはすぐに拭き取る、こまめにシャンプーをするなどして、清潔な状態を維持してあげることで、ビションフリーゼの愛らしい見た目を長く保つことができます。
ビションフリーゼの人気カット8選
ビションフリーゼに人気のカット8つは、以下のとおりです。
- アフロカット
- テディベアカット
- パウダーパフカット
- キノコカット
- モヒカンカット
- サマーカット
- おパンツカット
- パピーカット
ぜひ、愛犬のカットスタイルを考えるときの参考にしてみてくださいね。
1.アフロカット
ビションフリーゼと聞いてまずイメージするのは、アフロカットではないでしょうか。
アフロカットは、頭部を丸く大きく、フワフワに仕上げます。さらに、体はスッキリと整えて、頭とのコントラストをつけるのが特徴です。
アフロカットをするうえで知っておきたいのが、お手入れの方法です。被毛を均一にブラッシングして、ボリュームを維持してあげる必要があります。
このお手入れを毎日できる方、個性的な見た目が好きな方に、アフロカットは向いているでしょう。
2.テディベアカット
テディベアカットは、頭から体にかけて丸みをもたせ、まるでぬいぐるみのような愛らしく仕上げたカットスタイルです。
トイプードルをはじめとして、さまざまな犬種から人気のあるカットであり、ビションフリーゼもよく似合います。
アフロカットに比べて、お手入れの負担は軽くなるので、見た目の変化を気軽に楽しみたい飼い主さんにピッタリです。
3.パウダーパフカット
パウダーパフカットとは、被毛全体を均一にふんわりと仕上げるカットです。まるでパウダーをまとったような柔らかな見た目になり、ビションフリーゼならではのシルエットを楽しめます。
パウダーパフカットをするには、子犬の頃から土台を作るためのカットを継続して行う必要があります。時間や手間はかかりますが、ビションフリーゼ特有のカットなので、ぜひ試してみていただきたいです。
4.キノコカット
キノコカットは、頭部を丸く整えて、キノコのようなユニークなシルエットに仕上げるスタイルです。個性的な見た目なので、散歩でも目を惹くかもしれません。
伸びてくると頭部の丸みが崩れてしまうため、定期的にカットをして、可愛い見た目を維持しましょう。
5.モヒカンカット
モヒカンカットは、頭の中央部分の毛を立たせて、モヒカンスタイルに仕上げるカットです。頭の丸みを残すことで可愛らしい仕上がりに、丸みを残さないとかっこいい仕上がりになります。
ビションフリーゼの個性を引き立たせることができるので、目立つデザインが好みの飼い主さんにおすすめです。
6.サマーカット
サマーカットは、被毛を短めにカットするカットスタイルです。
ビションフリーゼは被毛の量が多いので、夏場は熱中症になる恐れがあります。その対策としてサマーカットをすることで、熱中症になりにくくなり、涼しげな印象も与えてくれます。
また、お手入れも簡単になるので、忙しい飼い主さんにもおすすめです。
7.おパンツカット
おパンツカットとは、お尻周りを丸く、胴回りを短くカットすることで、まるでパンツを履いているように見せるカットです。
歩くとお尻がさらに強調されて、とても可愛らしいです。被毛のボリュームが多い犬種でないとできないカットなので、ビションフリーゼを飼ったらぜひ一度試してみてください。
8.パピーカット
子犬の被毛は成犬に比べて柔らかく、通常のカットスタイルを施すのは難しいです。そこで、柔らかい被毛を活かしたカットをパピーカットといいます。
子犬ならではの幼さが引き出されて、とても可愛いのが特徴です。子犬の時期は、このパピーカットを選んでくださいね。
ビションフリーゼのカットの頻度・料金
ビションフリーゼのカットは、4〜6週間に1回の頻度で行うのが理想的です。
この頻度でトリミングサロンに連れていくことで、カットスタイルを維持することができ、被毛も綺麗な状態を保てます。
ただし、被毛の伸びるスピードや、施したいカットスタイルによっても頻度は異なるので、トリミングサロンと相談して決めることをおすすめします。
また、料金については、地域や店舗によっても異なりますが、6,000〜13,000円が相場です。毛量が多いため、ほかの小型犬に比べて若干高い傾向にあります。
ビションフリーゼの失敗しないオーダー方法
トリミングサロンで理想のスタイルに仕上げてもらうためには、具体的な希望をしっかり伝えることが大切です。
例えば、「こんな感じにしたい」という写真を持っていくのがおすすめです。また、「毛は全体的に短め」「顔を丸く」など、具体的なポイントを明確に伝えましょう。
そうすれば、トリマーさんも愛犬の体型や性格に合わせて、ぴったりのスタイルを提案してくれるはず。理想の仕上がりに近づけるためにも、まずは希望をしっかり伝えてみてくださいね。
ビションフリーゼのカットについて理解したら実際に飼い始めよう
この記事では、ビションフリーゼのカットについて紹介しました。
ビションフリーゼはさまざまなカットができるので、愛犬にあったスタイルや、飼い主さんのお好みのスタイルを見つけて、さまざまな表情を楽しんでみてください。
これからビションフリーゼを飼おうとしてる方は、カットについて理解したら、実際に飼い始めてみてはいかがでしょうか。これから子犬を探す場合は、「petmi」で探すのがおすすめです。
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