トイプードルは散歩しないとどうなる?
トイプードルにとって、散歩はとても重要な役割を果たします。そのため、散歩をしないと、以下のような影響が出る恐れがあります。
- 運動不足で肥満になる
- ストレスが溜まり問題行動が増える
- 社会性が低下する
それぞれの影響について具体的に説明していきます。
運動不足で肥満になる
トイプードルは散歩に行けないとエネルギーを十分に消費できず、肥満になりやすくなります。その結果、関節に負担がかかったり、糖尿病などの病気になったりする恐れがあります。
そのため、できるだけ毎日散歩に連れていき、運動させることが大切です。もし雨などで散歩が難しい場合は、おもちゃを使って体を動かしてあげましょう。
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ストレスが溜まり問題行動が増える
散歩にはストレス発散の効果があります。これは、外からの刺激を受けることで、心身がリフレッシュされるためです。
散歩に連れていかないと、このストレス発散の機会を失い、ストレスが溜まってしまいます。その結果、無駄吠えや物を壊すといった問題行動が現れることがあるため、注意が必要です。
社会性が低下する
トイプードルにとって、散歩はほかの人や犬と触れ合う機会であり、社会性を育む上で非常に重要な役割を果たします。もし散歩が不足してしまうと、社会性が低下して、警戒心が強くなる恐れがあります。
とくに子犬の社会化期には、ほかの人や動物との関わりが重要です。積極的に外の世界と触れ合わせて、社交性を身につけさせましょう。
トイプードルの散歩の頻度・時間
トイプードルの散歩は、1日2回、1回あたり15〜30分が目安となります。距離に換算すると、1回あたり1〜2kmほどです。
散歩の時間は個体差があります。例えば、活発なトイプードルの場合、30分の散歩でも満足しないことがあります。そのため、愛犬の様子を見ながら、最適な時間に調整することが大切です。
トイプードルの散歩はいつから?
トイプードルの散歩は、ワクチン接種が完了した生後3〜4ヶ月頃から始めるのが一般的です。もしワクチン接種が完了していない状態で散歩に連れていくと、感染症のリスクが高くなります。そのため、きちんとワクチン接種を終えた状態で連れていくようにしましょう。
また、生後3ヶ月頃は「社会化期」と呼ばれ、ほかの人や犬、さまざまな音や環境に慣れる重要な時期です。この期間に外の世界に触れることで、トイプードルは社会性を育み、成犬になっても落ち着いて周囲と接することができるようになります。
もし生後3ヶ月頃にワクチン接種が完了していない場合は、抱っこもしくはカートに入れて散歩に連れていくとよいでしょう。外の世界に慣れさせておけば、お散歩デビューもしやすくなります。
トイプードルに散歩を楽しんでもらうコツ
トイプードルに散歩を楽しんでもらうためには、以下2つのコツを実践してみてください。
散歩のコースを定期的に変える
トイプードルは好奇心旺盛な性格をしているので、散歩のコースを定期的に変えると喜んでくれるでしょう。新しい道を歩くことで、異なる音や臭い、ほかの人や動物との出会いがあり、刺激となるためです。
また、飼い主さんにとっても気分転換になり、楽しみながら散歩ができるでしょう。
公園やドッグランに寄る
時間があれば、公園やドッグランに立ち寄ることもおすすめです。広いスペースで自由に走り回ったり、ほかの犬と遊んだりすることで、トイプードルの満足度は大いに高まります。
さらに、ほかの犬との触れ合いを通じて社交性が身につくことも、飼い主さんにとって嬉しいポイントです。
トイプードルを散歩に連れていくときの注意点
最後に、トイプードルを散歩に連れていくときの注意点を3つ紹介します。
季節ごとに散歩する時間を調整する
トイプードルは暑さや寒さに弱いため、季節に応じて散歩する時間を工夫することが必要です。
夏はアスファルトが高温になり、肉球が火傷する恐れがあります。そのため、朝や夕方など涼しい時間帯がおすすめです。反対に冬は、お昼前後など寒すぎない時間帯に散歩に連れていきましょう。
犬の散歩のマナーを守る
トイプードルを散歩に連れていくときは、きちんとマナーを守ることが大切です。例えば、排泄物は必ず適切に処理し、見知らぬ人や犬に不用意に近づけないように注意しましょう。
飼い主のマナーが悪いと、周囲に迷惑をかけるだけでなく、犬がトラブルに巻き込まれる原因にもなります。また、犬を飼っていない人にも不快な思いをさせ、犬に対するイメージを悪くしてしまうこともあります。
適度な運動量を心がける
トイプードルにとって適度な運動量となるように心がけましょう。過度に運動させてしまうと、関節に負担がかかってしまいます。
また、月齢や体調に応じて運動時間を調整することも大切です。子犬やシニア犬は短時間にし、様子を観察しながら散歩をするようにします。
トイプードルの散歩について理解したら実際に飼い始めよう
この記事では、トイプードルの散歩について紹介しました。トイプードルの散歩の目安は、
1日2回、1回あたり15〜30分です。ただし、あくまでも目安なので、愛犬の様子を観察して最適な運動時間を把握することが大切です。
トイプードルの散歩について理解したら、実際に飼い始めてみてはいかがでしょうか。理想のトイプードルを見つけるなら、petmiで探す方法がおすすめです。
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