トイプードルの大きさ
トイプードルの成犬時の大きさは、以下の通りです。
体重：約2.5〜4kg
体高：約24〜28㎝
トイプードルは小型犬に分類されており、マンションやアパートでも飼いやすい大きさです。また、可愛らしい見た目や人懐っこい性格をしていることから、トイプードルは愛犬家からとても人気があります。
プードル6種類のサイズ
プードルには、6種類の大きさが存在します。
6種類のうち2種類（タイニープードル・ティーカッププードル）は正式なサイズとしてJKC（ジャパンケネルクラブ）に認められておらず、公認されているのは4種類です。その4種類の中でもっとも小さいのがトイプードルであり、日本ではもっとも人気があります。
プードル6種類のサイズは以下の通りです。
| 種類 | 体重 | 体高 |
|---|---|---|
| スタンダードプードル | 約15～30㎏ | 約45～60㎝ |
| ミディアムプードル | 約8～15㎏ | 約35～45㎝ |
| ミニチュアプードル | 約5～8㎏ | 約28～35㎝ |
| トイプードル | 約2.5〜4kg | 約24〜28㎝ |
| タイニープードル | 約2～3㎏ | 25㎝以下 |
| ティーカッププードル | 2㎏以下 | 23㎝以下 |
各種類の大きさや特徴について紹介していきます。
スタンダードプードル
スタンダードプードルは体重約15〜30㎏、体高約45〜60㎝の大型犬です。プードルはこのスタンダードプードルが起源であり、小さく改良されてミニチュアプードルやトイプードルが誕生しました。
トイプードルと同じく、愛情深くて穏やかな性格をしています。そのため、海外では盲導犬としても活躍しています。なお、大型犬なので必要な運動量が多く、1日あたり1時間ほどの散歩が欠かせません。
ミディアムプードル
ミディアムプードルは体重約8〜15㎏、体高約35〜45㎝の中型犬です。JKCには2003年に登録されたことから、比較的最近認められた犬種であることがわかります。
ヨーロッパで人気がありますが、日本ではなかなかお目にかかれないサイズです。性格はほかの種類と同じく、従順で穏やかであり、とても飼いやすいです。
ミニチュアプードル
ミニチュアプードルは体重約5〜8㎏、体高約28〜35㎝の小型犬です。ミディアムプードルと同様、日本では珍しいですが、17世紀頃には存在していたとされています。
ミニチュアプードルはほかの種類と同じく、愛情深く活発です。また、運動神経もいいので、海外ではトリュフを探す探知犬や災害救助犬、サーカスなどで活躍しています。
トイプードル
トイプードルは体重約2.5〜4kg、体高約24〜28㎝の超小型犬です。日本でもっとも人気のある犬種であり、ペットショップなどでもよく見かけることでしょう。
基本的にはほかのプードルと同じく、人懐っこくて従順ですが、小型犬特有の臆病さや警戒心の強さがあります。そのため、子犬の頃からの社会化トレーニングが重要です。
タイニープードル
タイニープードルは体重約2〜3㎏、体高25㎝以下の超小型犬です。JKCでは正式に認められていません。「タイニープードルだと思って購入したら意外と大きくなった」ということも起こり得るため、購入するときは両親や祖父母のサイズまで確認するとよいでしょう。
トイプードルと同じく警戒心が強かったり、繊細だったりするため、できるだけ多くの時間を一緒に過ごせる飼い主さんに向いています。
ティーカッププードル
タイニープードルは体重2㎏以下、体高23㎝以下の超小型犬です。タイニープードルと同様に、JKCでは正式に認められていません。
ティーカップに入るほどの大きさで話題になったティーカッププードル。見た目はとても可愛らしいですが、体が小さいことから怪我には注意が必要です。ちょっとした段差に転んでも怪我をしてしまうため、安全な室内環境を整えることが大切です。
トイプードルが標準サイズよりも大きくなる理由
実はトイプードルが標準サイズよりも大きくなることがあります。これは、先祖返りと呼ばれ、何代も前の先祖の特徴が突然現れる現象が原因です。
トイプードルはスタンダードプードルを小型化して誕生した犬種のため、先祖返りをすると標準のサイズよりも大きくなることがあるのです。
トイプードルを購入する段階では先祖返りを予想することは難しく、「想定よりも大きく育った」という声は一定数あります。しかし、大きくなったとしても、受け入れて可愛がってあげることが大切です。
トイプードルの中で大きくなる子の特徴とは？原因や予測方法を解説
トイプードルの体型
トイプードルには以下3つの体型があります。
- ドワーフタイプ
- ハイオンタイプ
- スクエアタイプ
体型についても、簡単に説明していきます。
ドワーフタイプ
ドワーフタイプは、足が短めで胴が長い体型です。まるでぬいぐるみのような見た目をしており、可愛らしい顔つきをしているトイプードルに多いといわれています。
ハイオンタイプ
ハイオンタイプは、脚が長くて、胴が短い体型です。スタイリッシュな見た目をしており、ドッグショーではこのタイプが多く登場します。
スクエアタイプ
スクエアタイプは、足の長さと胴の長さがほぼ同じでバランスの取れた体型です。JKCではプードルの理想体型とされており、どんなカットスタイルでも似合う傾向にあります。
トイプードルの大きさについてよくある質問
最後に、トイプードルの大きさについてよくある質問に回答します。
トイプードルの大きさは予測できる？
トイプードルの大きさを完全に予測することは難しいです。予測の方法としては、以下の2つがあります。
- 両親・祖父母の大きさを参考にする
- 生後2ヶ月の体重×3、もしくは生後3ヶ月の体重×2
これらで予測することはできますが、先祖返りの可能性もあることから、完全に予測することは難しいです。もしトイプードルの大きさが不安な場合は、ある程度大きくなってから購入する方法もあります。
トイプードルはいつまで大きくなる？
トイプードルの成長は生後8ヶ月頃までに落ち着き、成犬の大きさに近づくとされています。ただし、個体差があり、まれに1歳を過ぎてから成長する子もいます。
トイプードルの子犬の体重推移を知りたい
トイプードルの子犬の体重推移は以下の通りです。
| 成犬時の予測体重 | 2.5kg | 3.0kg | 4.0kg |
|---|---|---|---|
| 生後2ヵ月 | 0.8kg | 1.0kg | 1.3kg |
| 生後3ヵ月 | 1.2kg | 1.5kg | 2.0kg |
| 生後4ヵ月 | 1.6kg | 2.0kg | 2.6kg |
| 生後5ヵ月 | 2.2kg | 2.6kg | 3.7kg |
| 生後6ヵ月 | 2.3kg | 2.8kg | 3.8kg |
| 生後7ヵ月 | 2.4kg | 2.9kg | 3.9kg |
| 生後8ヵ月 | 2.5kg | 3.0kg | 4.0kg |
トイプードルの体重については以下の記事でも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。
トイプードルの大きさについて理解したら実際に飼い始めよう
この記事では、トイプードルの大きさやプードル6種類のサイズ、体型などについて解説しました。
トイプードルの大きさは、体重約2.5〜4kg、体高約24〜28㎝です。また、トイプードルはスタンダードプードルが起源であることから、先祖返りをする可能性があることは理解しておきましょう。
この記事でトイプードルの大きさについて理解したら、実際に飼い始めてみてはいかがでしょうか。理想のトイプードルに出会う方法としておすすめなのが、petmiです。petmiとは、全国のペットショップから子犬を探せるサイトであり、掲載数は日本最大級を誇ります。
日本では珍しいミディアムプードルやミニチュアプードルも紹介しています。たくさんのプードルの中から、ぜひ理想の子を見つけてみてくださいね。
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