チワマルの寿命はどのくらい?
チワマルの寿命は、平均して12〜15年といわれています。ちなみに、親犬種であるチワワとマルチーズの平均寿命も12〜15年とされています。この寿命は、小型犬としては平均的です。
あくまでも平均のため、もっと長生きする子もいれば、若くして病気で亡くなってしまう子もいるでしょう。
犬の寿命には、主に遺伝と生活環境が影響します。遺伝は先天性のため防ぐことが難しいですが、生活環境は飼い主次第で良くも悪くもなります。そのため、次の章で紹介する「長生きしてもらうためのポイント」を参考にして、生活環境を整えてあげましょう。
また、遺伝に関しては、かかりやすい病気を事前に把握しておき、いざというときに正しい対応ができるよう準備しておくことが重要です。かかりやすい病気と対処法については、その次の章で紹介します。
チワマルに長生きしてもらうにはどうすればいい?
チワマルに長生きしてもらうためには、以下3つのポイントを心がけましょう。
- 適度な運動をさせる
- 正しい食事を与える
- 定期検診に連れていく
人間と同じように、正しい食事や運動は欠かせません。また、愛犬は不調があっても飼い主に的確に伝えられないので、定期検診に連れていくことも大切です。
適度な運動をさせる
チワマルに長生きしてもらうためには、適度な運動をさせることがポイントです。具体的には、1日15〜20分ほどの散歩に連れて行ってあげましょう。小型犬とはいっても、適度な筋肉が必要です。毎日散歩に行くことで、必要な筋肉を鍛えられます。
ただし、チワマルの健康状態や月齢に合わせることが大切です。体調が良くないときは散歩を控えたり、子犬の頃は筋肉をつけるために散歩の時間を徐々に増やしたりと工夫しましょう。
また、散歩だけでなく、室内でもおもちゃを使って遊んであげてください。散歩やおもちゃを使った遊びは、チワマルとのスキンシップにもなり、安心感を与えます。体の健康だけでなく、心の健康にもつながるのです。
正しい食事を与える
人間と同じように、バランスがとれた適量の食事を与えることが大切です。とくにチワマルは小型犬のため、食べ過ぎで太ってしまうと、関節や心臓に負担をかけてしまいます。負担がかかりすぎると、病気や怪我の原因となるでしょう。
月齢や体重、アレルギーなどを考慮した上で、できるだけ品質のいいドッグフードを購入することをおすすめします。
定期検診に連れていく
運動や食事に加えて、定期検診に連れていくことも重要なポイントです。定期検診に連れていくことで、病気の早期発見につながる可能性があります。病気を早期に発見できれば、治療がしやすく、完治する可能性も高まるでしょう。
また、定期検診にいくことで獣医からアドバイスや情報がもらえるのも大きなメリットです。
チワマルがかかりやすい怪我・病気は?
チワマルがかかりやすい怪我や病気には、以下の4つが挙げられます。
- 骨折
- 脱臼
- 流涙症
- 皮膚病
これらは親犬種であるチワワとマルチーズがかかりやすい病気です。事前にかかりやすい病気を把握しておき、予防法や対処法を覚えておきましょう。
骨折
チワマルは小型犬で骨が細いため、高いところから落ちたり、強い衝撃を受けたりすると、骨折する恐れがあります。骨折を防ぐために、危ない場所では飼い主が抱っこしてあげたり、大型犬がいる場所では注意して遊ばせることが重要です。
もし骨折してしまった場合には、速やかに病院に連れていく必要があります。
脱臼
脱臼も、小型犬がなりやすい怪我の一つです。骨折と同様に、高い場所から落ちたりすることで脱臼します。脱臼を防ぐためには、適度な運動を行い、必要な筋肉を鍛えることがポイントです。また、高い場所から飛び降りることのないように、常に注意して見守りましょう。
脱臼してしまった際には、脱臼部位を動かさないようにして、速やかに獣医に相談してください。
流涙症
流涙症は、涙が犬の目頭から鼻の横の毛に欠けてこびりつき、変色してしまう症状を指します。この症状が見られたら、その部分を綺麗にして清潔に保つことが大切です。もし異物が入って涙が出ているのであれば、その異物を取り除いてあげましょう。
流涙症が続くようであれば、動物病院に連れていくことをおすすめします。
皮膚病
小型犬は、アレルギーや感染症による皮膚の炎症を起こしやすいため、注意しましょう。皮膚病の予防法は、主に2つです。
- シャンプーやブラッシングを行い、肌を清潔に保つ
- >皮膚病の原因を取り除く
もしアレルギーで皮膚病を発症した場合は、その原因となるものを取り除くことが大切です。皮膚病に関しても、発症した場合はすぐに病院に連れていく必要があるでしょう。
病気以外にも気をつけるべきことは、下記の記事で詳しく紹介しています。こちらも合わせてチェックしてみてください。
チワマルの寿命は12〜15年!
チワマルの平均寿命は、12〜15年とされています。しかし、遺伝や生活環境によって、寿命は大きく変化します。長生きしてもらうためには、遺伝の影響でかかりやすい病気の予防法・対処法を把握しておき、生活環境を整えることが大切です。
飼い主ができることは、次の3つです。これらをしっかりと心がけて、できるだけ長く一緒に過ごしてくださいね。
- 適度な運動をさせる
- 正しい食事を与える
- 定期検診に連れていく
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