室内犬の人気ランキングTOP10
室内犬の人気ランキングTOP10は、次の通りです。
- トイプードル
- チワワ
- 柴犬
- ミニチュアダックスフンド
- ポメラニアン
- ミニチュアシュナウザー
- フレンチブルドッグ
- ヨークシャーテリア
- マルチーズ
- シーズー
なお、ランキングの順位はアニコム損害保険株式会社が発表している人気犬種ランキング2024年版を参考にしています。それぞれの犬の特徴や飼いやすさについて紹介していくので、犬種選びの参考にしてみてください。
1.トイプードル
トイプードルは、室内犬としてもっとも人気が高い犬種です。見た目のかわいらしさに加えて、賢くて人懐っこい性格をしているところが魅力とされています。また、抜け毛が少なく、掃除の手間がかからないのも嬉しいポイントです。
被毛は伸びやすいので定期的なトリミングが必要ですが、さまざまなカットスタイルを楽しめるので、飼い主さんもカットするたびに愛着が湧くでしょう。
2.チワワ
チワワは世界でもっとも小さい犬種と言われており、そのサイズ感で多くの人を魅了しています。また、つぶらな瞳やアップルヘッドと呼ばれる小さな頭を特徴にもち、とてもかわいらしい見た目をしています。
近年はマンションでペットを飼う人が増えており、数ある室内犬の中でも小さいチワワが人気です。
ただし、臆病で警戒心が強い性格をしているため、吠え癖が付く恐れがあります。そのため、子犬が小さい頃から社会化トレーニングをして、近隣住民に迷惑をかけないように注意しましょう。
3.柴犬
柴犬は外飼いのイメージがあるかもしれませんが、近年は室内飼いが増えています。その場合は、独立心強い犬種なので、ケージやサークルを用意して柴犬だけのスペースを作ってあげることが重要です。
飼い主さんに対する忠誠心が強いので、信頼関係をうまく築ければ、比較的しつけはしやすいです。そのため、室内でも落ち着いて過ごしてくれるでしょう。柴犬特有の人懐っこさや愛くるしい笑顔は、飼い主さんを癒してくれる存在となるはずです。
4.ミニチュアダックスフンド
ミニチュアダックスフンドは、短足胴長の体型や好奇心旺盛な性格が魅力の室内犬です。また、人懐っこくて社交的な性格でもあるので、子どもやお年寄りがいる家庭でも飼いやすいとされています。
ただし、ミニチュアダックスフンドは背中を痛めやすいので、注意が必要です。負担がかからないように、階段などの上り下りや激しい運動をさせないようにしましょう。
5.ポメラニアン
ポメラニアンは、フワフワの毛と、明るくて活発な性格が特徴の犬種です。とても小柄なので、居住スペースが狭くても飼いやすいでしょう。
また、運動は15分ほどの散歩を2回すればOKであり、他の犬種と比べてそこまで多くの運動量を必要としません。そのため、共働きで忙しい家庭に向いていると言えます。
注意が必要なのは、抜け毛です。ダブルコートなので、換毛期には抜け毛が多くなります。抜け毛対策をしっかりとして、換毛期を乗り越えましょう。
6.ミニチュアシュナウザー
ミニチュアシュナウザーは、口ひげと長い眉毛がチャームポイントの犬種です。賢くて忠実な性格をしているのでしつけやすく、室内犬に向いています。また、他の犬種とも仲良くなりやすいので、多頭飼いにもおすすめです。
しかし、警戒心が強い性格のため、吠え癖が付かないように気をつけましょう。また、毛が伸びやすいので、定期的なトリミングが必要になります。
7.フレンチブルドッグ
フレンチブルドッグは、愛らしい顔と大きな耳を特徴にもち、室内犬として人気があります。性格はとても穏やかで、甘えん坊なところがとてもかわいいです。
実は意外と運動量が少なく、呼吸が荒くならないくらいのペースで歩くので十分とされています。ダブルコートなので抜け毛は多いものの、短毛なのでお手入れが比較的簡単なことも、嬉しいポイントです。
8.ヨークシャーテリア
ヨークシャーテリアは、小さな体と長いシルキーな被毛が特徴的な室内犬です。聡明で活発な性格をしており、家庭を明るくしてくれる存在となってくれるでしょう。
お手入れは、長い被毛が絡まらないように毎日のブラッシングが欠かせません。また、トリミングにも定期的に取れていき、さまざまなスタイルを楽しみましょう。
9.マルチーズ
マルチーズは、真っ白な被毛がとてもかわいらしく、常にランキングに入りしている人気の犬種です。社交的で人懐っこく、他のペットや子どもとも良好な関係を築けます。
抜け毛が少ないシングルコートなので、お世話がしやすいです。ただし、綺麗な被毛を維持するためには、定期的なブラッシングやシャンプーが不可欠です。
10.シーズー
シーズーは、愛らしい顔立ちと豊かな被毛が魅力の犬種です。人懐っこくて賢い性格をしており、初心者でも飼いやすい犬種とされています。
シーズーはかわいいからと甘やかしていると、頑固な性格になる可能性があります。そのため、甘やかしすぎず、いけないことをしたらしっかりと叱ることが大切です。
室内犬に向いている犬種の特徴
室内犬に向いている犬種には、以下3つの特徴があります。
- 穏やかで人懐っこい性格をしている
- しつけがしやすい
- 体のサイズが小さい
それぞれの特徴を見ていきましょう。
穏やかで人懐っこい性格をしている
室内犬に共通しているのは、穏やかで人懐っこい性格をしているということです。
仮に落ち着きがなくて遊び回りたい性格の犬種だと、室内での生活はストレスとなってしまいます。そのため、人と一緒に生活することが苦ではなく、穏やかな性格をしている犬種が室内犬には向いています。
具体的には、マルチーズやシーズーは穏やかで人懐っこいです。家族みんなに懐いてくれるため、室内犬として適しているでしょう。
しつけやすい
室内犬として飼うのであれば、しつけのしやすさも重要です。
一緒に生活をする中で、しつけができていないと、思わぬトラブルが起きる可能性があります。例えば、飼い主さんの指示を待ってから食べるしつけができていないと、床に落ちている食べ物を誤って食べてしまうかもしれません。
トイプードルやミニチュアシュナウザーは、賢くて忠実な性格をしており、しつけやすいとされています。室内犬を選ぶときには、しつけのしやすさにも注目しましょう。
体のサイズが小さい
体のサイズも、室内犬を選ぶときの欠かせないポイントです。
もし一軒家であれば、柴犬などの中型犬でも問題ないでしょう。しかし、マンションで部屋がそこまで広くない場合は、チワワやヨークシャーテリアなどの小柄な犬種がおすすめです。
室内飼いとなると、雨の日は家でおもちゃを使って運動する必要があります。十分なスペースがないと、犬にとってストレスになってしまうでしょう。家の広さも考慮して、室内犬を選びましょう。
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まとめ
この記事では、室内犬の人気ランキングTOP10と室内犬に向いている犬種の特徴を紹介しました。
室内犬の人気ランキング1位は、トイ・プードルです。かわいらしい見た目やしつけやすさで人気を集めています。そのほかの犬種もそれぞれ魅力があるので、あなたにあった室内犬を見つけてみてくださいね。