ポメチワの性格の特徴
ポメチワの性格は、両親犬であるポメラニアンとチワワどちらの性格を譲り受けているかで異なります。簡単に紹介すると、ポメラニアンは活発で好奇心旺盛、チワワは愛情深くて勇敢な性格な性格です。
それらの性格を受け継ぎ、ポメチワは以下のような性格となる傾向にあります。
- 活発で明るい
- 愛情深い
- 勇敢
- 警戒心が強い
- 神経質で臆病
それぞれの性格について、詳しく紹介していきます。
活発で明るい
ポメチワはポメラニアンの性格を譲り受けて、活発で明るい性格をしていることが多いです。飼い主と一緒に遊ぶことが好きであり、おもちゃやボールを使って遊ぶと喜んでくれます。
活発で明るい性格のポメチワは、家の雰囲気も明るくしてくれるでしょう。また、好奇心が旺盛な一面も持ち合わせており、他の犬や人に興味を持ってくれます。そのため、多頭飼いや子供がいる家庭にもおすすめです。
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愛情深い
ポメチワはチワワの性格を受け継ぎ、愛情深い性格をしている傾向にあります。飼い主に対して深い愛情を抱き、とても従順です。しかし、飼い主以外に対しては、警戒することもあるので注意が必要です。
飼い主に甘えることが大好きで、家にいるとすぐに寄ってきます。抱っこしたり撫でたりすると喜んでくれるので、積極的にコミュニケーションを取りましょう。
勇敢
チワワの性格を受け継ぐと、ポメチワは勇敢な性格となります。飼い主を大切に思うが故、自分よりも大きい犬や人にも恐れずに立ち向かいます。しかし、この行動が過剰になると、吠え癖につながる恐れがあるので気をつけましょう。
勇敢な性格は、愛情深い性格の裏返しです。ネガティブな性格ではないので、勇敢な一面を受け入れてあげることが大切です。
警戒心が強い
ポメチワはチワワの性格を譲り受けると、警戒心の強い性格になることがあります。これは、飼い主を守ろうという勇敢さがあるからこそです。立ち向かえないと感じた相手には警戒して、距離を置くことがあるかもしれません。
警戒心の強さを緩和させるためには、社会化トレーニングが効果的です。子犬の頃から社会に触れさせることで、新しい環境やものへの警戒心が薄れていくでしょう。
神経質で臆病
ポメチワはチワワの性格を受け継ぐと、神経質で臆病な性格となる可能性があります。
臆病な性格だと、大きな音や急な動きに怖がり、それがストレスとなります。そのため、ポメチワが怖がっている様子が見られたら、声をかける、抱っこをするなどして安心させてあげることが大切です。
ポメチワのしつけのコツ
ポメチワのしつけのコツは、以下の3つです。
- 甘やかしすぎない
- 一貫性を持つ
- 社会性を身につけさせる
ポメチワは飼い主に対して愛情深く従順なため、比較的しつけやすいです。ただし、しつけ方を間違えると、修正するのがなかなか難しいと言われています。そのため、ここで紹介するコツを参考にして、しつけを実践してみてください。
甘やかしすぎない
ポメチワを育てる上では、甘やかしすぎないことがポイントです。可愛くてつい甘やかしたくなる気持ちもわかりますが、甘やかしすぎると、頑固で自己中心的な性格になってしまいます。その結果、自分の要求が通らないと、吠える噛むなどの問題行動を起こしかねません。
まずはしっかりと食事や遊び、トイレなどのルールを教えて、覚えてもらいます。ルールを覚えて実践できたら、たくさん褒めてあげましょう。その過程で信頼関係が築けます。甘やかして関係を築くようなことは、できるだけ避けてくださいね。
一貫性を持つ
ポメチワのしつけのコツは、一貫性を持つことです。家族の中でしつけのルールが違うと、ポメチワは混乱してしまい、何が正しいのかがわからなくなります。また、それで誤ったしつけを覚えるとそのまま定着してしまい、直すのが大変です。
そのため、ポメチワを飼う前には、家族の中でしつけのルールを統一しておきましょう。また、初めて犬を飼う場合は、しつけの方法を一通り学んでおくことをおすすめします。
社会性を身につけさせる
ポメチワをしつける上では、社会性を身につけさせることも欠かせません。ポメチワは臆病もしくは警戒心が強い性格をしていることがあります。そこで、子犬の頃から社会化トレーニングをすることで、それらの性格を緩和させ、より社交的な性格へと変化させることができます。
具体的には、他の犬や人と触れ合わせたり、新しい環境へ連れて行ったりすることがおすすめです。社会性が身につくと、性格のバランスが取れて、より育てやすくなるでしょう。
ポメチワの噛み癖の対処法
ポメチワは警戒心が強いあまり、噛み癖がついてしまうことがあります。そこで、ここでは噛み癖の対処法を紹介します。
原因を取り除く
まずはポメチワが噛む原因を特定して、取り除けるものであれば取り除いてあげます。例えば、運動不足でストレスが溜まっているのであれば運動時間を増やす、皮膚トラブルで痒いのであれば病院に連れて行くなどしましょう。
おもちゃを与える
ポメチワの噛み癖の対処法として、おもちゃを与えることもおすすめです。犬が噛むのは何か原因があるからでなく、習性的に噛んでいる場合もあります。そこで、おもちゃで噛みたい欲求を発散してもらえれば、噛み癖を解消できるかもしれません。
短い言葉で叱る
噛んでしまったら「痛い」「やめて」などの短い言葉で叱ることも重要です。さらに、叱ったあとに部屋を去ったり遊びをやめたりすることで、噛むのはよくないと伝えることができます。
ポメチワの性格やしつけについてよくある質問
最後に、ポメチワの性格や飼い方についてよくある質問に回答していきます。
ポメチワは吠えるとうるさい?
ポメチワはポメラニアンのように「キャンキャン」と高い声で鳴きます。そのため、うるさいと感じることもあるでしょう。
ポメチワのしつけは大変ですか?
ポメチワは飼い主に従順な性格をしているため、比較的しつけやすいとされています。しかし、初めて犬を飼う人は、しつけが大変だと思うかもしれません。しつけは犬を飼う上で欠かせないので、大変ですが、しつけのコツを参考に頑張ってくださいね。
ポメチワの性格を理解したら飼い始めよう
この記事では、ポメチワの性格の特徴やしつけのコツ、噛み癖の対処法について解説しました。
ポメチワは明るくて愛情深い性格をしている一方で、警戒心が強い性格になる可能性があります。そのため、社会化トレーニングやしつけを通して、社会性を身につけたポメチワに育てることがポイントです。
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