大型犬で飼いやすい犬種10選
大型犬で飼いやすい犬種10選を紹介していきます。
1.ゴールデンレトリバー
ゴールデンレトリバーは、人懐っこくて優しい性格をしており、多くの人から愛されている犬種です。攻撃性が低いので、噛んだり吠えたりすることはあまりなく、子どもがいる家庭でも安心して飼うことができます。
ゴールデンレトリバーを実際に飼うときの注意点は、抜け毛が多いことです。換毛期には多くの毛が抜け落ちるので、抜け毛対策をする必要があります。また、暑さに弱いので、暑い時間帯の散歩は避け、部屋の温度を快適に保ってあげましょう。
2.ラブラドールレトリバー
ラブラドールレトリバーは、温厚で人懐っこい性格をしており、飼いやすいことから人気の犬種です。また、賢くて忠実な性格でもあるため、補助犬としても活躍しています。
ラブラドールレトリバーは猟犬にルーツがあることから、適度な運動が欠かせません。毎日2回、1回あたり30分〜1時間ほどの散歩に連れて行ってあげましょう。運動不足になるとストレスが溜まり、問題行動を起こす恐れがあります。
3.スタンダードプードル
スタンダードプードルは、日本でよく見かけるトイプードルの原型です。人懐っこくて賢い性格をしており、とても飼いやすいです。また、運動神経もよく、さまざまな芸を覚えられます。
スタンダードプードルは抜け毛が少ないものの、毎月のトリミングが必要です。トリミングのお金はかかりますが、毎月違う見た目を楽しめるのも、スタンダードプードルの魅力と言えます。
4.シベリアンハスキー
シベリアンハスキーは、狼のような凛々しい見た目をした、近年人気を集めている大型犬です。もともと猟犬やソリ犬として活躍していたので、飼い主さんに対する忠誠心があり、仲間意識も強いです。
一方で、頑固な一面があるため、初心者にはしつけが難しいと感じられるかもしれません。時間をかけて根気強くしつけることが重要です。また、運動不足やスキンシップ不足はストレスとなるので、日中もお世話ができる家庭に向いています。
5.ボルゾイ
ボルゾイは、長い被毛とスラっとした長い足をもつ犬種です。原産はロシアであり、極寒の中大物の獲物を狙っていたそうです。そのようなルーツとは裏腹に、物静かで穏やかな性格をしています。
ボルゾイの長い被毛を維持するには、毎日のブラッシングが必要です。また、シングルコートで抜け毛も多いので、換毛期はこまめにお手入れをしてあげましょう。
6.サモエド
サモエドは、フワフワの白い被毛が特徴であり、近年SNSでも人気を集めています。古くから人間と一緒に生活をしてきたため、人懐っこく温厚な性格をしています。そのため、子どもや高齢者のいる家庭でも安心して飼うことができるでしょう。
大型犬の中では、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーと並んで飼いやすい犬種とされています。ただし、スキンシップが必要な犬種なので、日中も触れ合える時間がある家庭でないと難しいかもしれません。
7.ラフコリー
ラフコリーは、長い被毛が特徴的であり、優雅な見た目をした犬種です。もともとは群れて行動する牧羊犬だったため、飼い主さんに対する忠誠心が強く、友好的な性格をしています。学習能力が高いので、しつけもしやすいです。
ラフコリーは誰かと一緒にいることを好むため、日中はできるだけ一緒に過ごしてあげるとよいでしょう。また、運動量をしっかりと確保して、ストレス発散させることも重要です。
8.バーニーズマウンテンドッグ
バーニーズマウンテンドッグは、黒・白・茶の毛並みが特徴的な大型犬です。牧畜犬として活躍していたことから、かなりの運動量を必要とします。性格は穏やかで人懐っこく、比較的飼いやすいです。
バーニーズマウンテンドッグは、大型犬の中でも短命とされています。そのため、適度な運動と食事を心がけて、健康を維持してあげることが大切です。
9.フラットコーテッドレトリーバー
フラットコーテッドレトリバーは、光沢のある黒色の毛色をもつ、レトリーバーの一種です。明るくて遊び好きな性格をしているため、家庭の中を明るくしてくれる存在となるでしょう。
必要な運動量が多いので、体力に自信があり、遊ぶ時間を確保できる人に向いているでしょう。
10.秋田犬
秋田犬は、日本の秋田県が原産であり、日本犬で唯一の大型犬です。飼い主さんに対して忠実な性格をしており、信頼関係を築きやすいです。一方で、警戒心が強いので、きちんとしつけや社会化トレーニングをする必要があります。
初心者には飼うのが難しいと感じられるかもしれませんが、信頼関係を築ければ、素晴らしい愛犬となってくれるでしょう。
大型犬を飼う前に知っておきたいこと
ここまで大型犬の中でも飼いやすい犬種を紹介してきましたが、実際に飼う前に知っておきたい3つのことを紹介していきます。
集合住宅で飼うのは難しい
大型犬は集合住宅で飼うのが難しいです。成犬になると50cm以上に成長するため、一般的なマンションやアパートでは飼いづらいことがあります。そのため、大型犬を飼うには一軒家が最適です。
また、一軒家の場合、以前は外で飼う家庭が多かったですが、近年では室内で飼う家庭が増えています。そのため、十分な飼育スペースを確保してから迎え入れるようにしましょう。
必要な食事量・運動量が多い
大型犬は小型犬や中型犬に比べて、必要な食事量・運動量が多いです。とくに、もともと猟犬や牧羊犬として活躍していた犬種は、1日あたり1〜2時間ほど運動時間を確保する必要があります。また、食事量も多いので、餌代がかかることは認識しておきましょう。
寿命が短い
大型犬は、小型犬や中型犬よりも寿命が短い傾向にあります。体が大きい分さまざまな部位に負担がかかり、病気になりやすいことが原因のようです。そのため、毎日適度な運動と食事を心がけ、健康を維持してあげましょう。
また、病気や老化で寝たきりになってしまうと、大型犬は介護が大変です。飼い主さん自身にも体力が必要になることを覚えておきましょう。
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ここまで、大型犬で飼いやすい犬種10選と飼う前に知っておきたいことを紹介しました。それぞれの特徴や飼う上での注意点を把握して、あなたに最適な犬種を選んでくださいね。
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