マルックスってどんな犬種?
マルックスとは、マルチーズの純血種とミニチュアダックスフンドの純血種から生まれたミックス犬です。両親はどちらも人気が高い犬種であるため、マルックスも同じく人気が集まっています。
マルックスに関する情報を、以下の表にまとめました。
サイズ | 小型犬 |
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毛色 | ホワイト・ブラック・ブラウン・クリームなど |
平均体重 | 約4kg |
平均体高 | 約25cm |
平均価格 | 約227,490円(2023年6月に集計した当社の販売データを参照) |
平均寿命 | 約13~15年 |
マルックスの行動にはどんな特徴があるの?
マルックスの行動を紹介する前に、マルックスはどんな性格かを知っておくといいでしょう。マルックスは、次のような性格をしていることが多いです。
- 甘えん坊
- 人懐っこい
- 好奇心旺盛
- 社交的
- 警戒心が強い
- 頑固
甘えん坊で人懐っこい性格は、マルチーズから受け継いでいます。もともと貴族のペットとして飼われていたマルチーズは、人に甘えるのがとても上手です。
好奇心旺盛で社交的な性格は、ダックスフンド譲りといえます。そのため、外で走り回ったり、他のワンちゃんと交流することも大好きです。
また、マルチーズもダックスフンドも、警戒心が強く頑固な一面があります。そのため、マルックスもそれらの性格を譲り受けています。
これらの性格は、すべて行動に結びついています。たとえば、警戒心が強い性格から、無駄吠えをしてしまうことがあります。無駄吠えとは、チャイムの音や家族以外の犬・人間に対して吠えてしまうことです。
頑固な性格のため、無駄吠えが一度癖になってしまうと、なかなか直すことが難しいとされています。そのため、子犬のうちから正しくしつけることが非常に重要です。
マルックスのしつけはどうする?
マルックスのしつけは比較的しやすいです。先ほどは頑固であると紹介しましたが、基本的には温厚な性格なので、飼い主の言うことは素直に聞いてくれるでしょう。そこでポイントになるのは、子犬の頃から飼い主との主従関係を理解させることです。
そのためには、子犬の頃から以下のポイントを意識してみましょう。
- アイコンタクトを取る
- トイレやご飯のルールを教える
- 噛み・吠えを直す
アイコンタクトを取る
アイコンタクトは、ペットとのコミュニケーションの基本です。飼い主とアイコンタクトが取れるようになると、信頼関係が生まれるでしょう。
アイコンタクトを取るトレーニングは、簡単に行えます。たとえば、おやつをもってマルックスの前に座り、呼び寄せます。その際、飼い主の目を見るように指示し、目を合わせたらおやつをあげるようにしましょう。
トレーニングによりアイコンタクトが取れるようになると、マルックスの集中力も高まります。そのため、他のしつけもスムーズに行えるようになります。結果、マルックスが飼い主の指示に従うようになり、より良い主従関係を築けます。
トイレやご飯のルールを教える
トイレやご飯のルールを教えることは、マルックスと生活する上で欠かせないしつけです。それらのルールを覚えてもらわないと、リビングでトイレをしてしまったり、食べてはいけないものを食べてしまったりします。
トイレトレーニングは、最初にトイレの場所を覚えてもらいます。そして、正しい場所でトイレができたらすぐに褒めることがポイントです。
ご飯に関しては、食べる前に待つことを教えましょう。そうすることで、食べるときには飼い主の許可が必要であることを覚えてもらえます。
噛み・吠えを直す
噛み癖や吠え癖も、子犬の頃に直しておく必要があります。それらの癖が直らないと、家族以外の人や犬に迷惑をかけてしまうからです。
噛み癖を直すためには、マルックスに遊び方を教えることが大切です。たとえば、おもちゃで遊んでいると、つい嚙む力が強くなってしまうことがあります。そのときには「痛い」ことを伝え、優しい遊び方を教えてあげましょう。
無駄吠えに関しては、吠えている最中に反応せず、落ち着いてから相手をすることがポイントです。また、静かに行動ができたときには褒めてあげることも欠かせません。
マルックスを飼う上での3つのポイント
しつけと並行して、マルックスを飼う上では以下の3つのポイントを抑えておく必要があります。
- 1日20~30分の散歩をする
- 長時間のお留守番はさせない
- 定期的にブラッシングする
それぞれ、具体的に説明していきます。
1.1日20~30分の散歩をする
マルックスに限らず、犬にとって散歩は重要な運動です。適度な運動をすることで、健康を維持したり、ストレスを発散させたりする効果があります。
マルックスの場合は、1日20〜30分の散歩で十分であるといわれています。ただし、年齢や健康状態を考慮して、散歩の時間を決めるようにしましょう。
2.長時間のお留守番はさせない
マルックスは甘えん坊な性格をしているため、長時間のお留守番はさせないようにしましょう。ただし、お留守番ができないのも問題です。子犬のうちに、1時間程度のお留守番をさせることは大切です。
もし長時間家を空ける場合は、家族や友人に頼んだり、ペットシッターなどに依頼したりする方法があります。
3.定期的にブラッシングする
マルックスの毛質は、細くて絡まりやすいです。そのため、定期的なブラッシングを行うことがポイントです。個体差はありますが、1〜2日に1回はブラッシングをしてあげましょう。
ブラッシングをすることで、毛に汚れが付くのを防ぐだけでなく、健康状態をチェックすることもできます。
マルックスはしつけがしやすい!
この記事では、マルックスのしつけや飼う上でのポイントを紹介しました。
マルックスは温厚な性格であり、しつけやすいといわれています。しかし、頑固な一面もあるため、一度間違ったことを覚えてしまうと、直すのが大変です。そのため、子犬の頃からしっかりとしつけるようにしましょう。
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