マルプーの成犬は可愛くない?
「マルプーの成犬は可愛くない」と言われることがありますが、決してそんなことはありません。マルプーは子犬でも成犬でも非常に可愛らしく、ミックス犬の中でも人気があります。
実際にマルプーの成犬をInstagramやYouTubeなどで見てみると、「可愛い」というコメントが多く寄せられています。
成犬のマルプーが可愛くないと言われるのは、成長する過程で見た目が変化することが要因かもしれません。マルプーの子犬は丸みを帯びていて、ぬいぐるみのような見た目をしています。しかし、成長するにつれて手足が伸び、大人びた見た目になるのが一般的です。
また、ミックス犬の顔立ちの変化には個体差があり、成長すると予想していたお顔と異なることもあります。そのため、予想とは異なる見た目になることで、可愛いと思えないケースもあるでしょう。
このようなリスクを避けたい場合は、マルチーズやトイプードルなど、純血種の子犬を選ぶことをおすすめします。
ミックス犬の魅力は、唯一無二の見た目になることや、成長過程で顔立ちが変化することにあります。それらを楽しめるのであれば、マルプーはぴったりの犬種と言えるでしょう。
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マルプーの成犬の見た目
マルプーの成犬の見た目は、子犬の頃と変化することもあれば、子犬の頃と大きく変わらないこともあります。どちらの場合でも、マルチーズかトイプードルのどちらかに寄ることが多いようです。
例えば、子犬の頃はマルチーズ寄りだった顔立ちが成長するにつれてトイプードル寄りの顔立ちになるケースや、子犬の頃からずっとトイプードル寄りの顔立ちであるケースなどがあります。
被毛に関しても、どちらの性質を受け継ぐかで異なります。マルチーズだと直毛、トイプードルだと巻き毛になります。
また、子犬から成犬になる過程で、毛色が変化するマルプーも一定数いるようです。例えば、子犬の頃にはアプリコットだった毛色が、成犬になる頃にはホワイトに変化することがあります。
マルプーの見た目に加えて、性格について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
マルプーの成犬の大きさ
マルプーの成犬の大きさの平均は、以下の通りです。
- 体重:2.5kg〜4kg
- 体高:20cm~28cm
近年は小柄な犬が人気であり、2kg台のマルプーが多いようです。一方で、5kgや6kg台のマルプーもいます。
ここで紹介しているのはあくまでも平均値であり、適正体重はマルプーによって異なります。もし飼っているマルプーが平均より大きかったり小さかったりしても、適正体重であれば問題ありません。
成犬になってからマルプーの大きさに不安がある場合は、動物病院に相談することをおすすめします。子犬から成犬に成長している段階であれば、以下の月齢ごとの体重推移を参考にしてみてください。
月齢 | 平均体重 |
---|---|
〜2ヶ月 | 0.5〜0.8kg |
3ヶ月 | 1.0〜1.3kg |
4ヶ月 | 1.5〜1.7kg |
5ヶ月 | 1.9〜2.2kg |
6ヶ月 | 2.4〜2.7kg |
8ヶ月 | 3.0kg〜 |
マルプーは生後8〜10ヶ月頃に成犬の体重となります。それまでは大きく成長する時期なので、必要な栄養をしっかりと与えてあげて、成長をサポートすることが大切です。
マルプーが成犬になるまでにすべきこと
マルプーが成犬になるまでにすべきことは、以下の3つです。
- 予防接種と定期検診に連れていく
- 月齢に合わせた食事と運動を心がける
- しつけと社会化トレーニングをする
それぞれ具体的に説明していきます。
予防接種と定期検診に連れていく
子犬のマルプーを迎え入れたら、予防接種と定期検診に連れていきましょう。
予防接種に関しては、子犬のうちに混合ワクチンを3回、狂犬病ワクチンを1回接種する必要があります。最初の混合ワクチンは生後6〜8週で接種するため、ペットショップやブリーダーが対応しているケースが多いです。
最初のワクチンを接種してから、3〜4週おきに動物病院に連れていき、計4回のワクチン接種を済ませましょう。
定期検診は、マルプーが新しい生活に慣れた頃に連れていきます。定期検診では、病気を早期発見するだけでなく、育てる上でのさまざまなアドバイスをもらえます。そのため、半年〜1年に1回の頻度で定期検診に連れていくようにしましょう。
なお、世の中にはさまざまな動物病院があります。動物病院マルプーを飼う前には、ネットの口コミや知人の声を参考にして、信頼できる動物病院を見つけておくと安心です。
月齢に合った食事と運動を心がける
マルプーが成犬になるまでは、月齢に合った食事と運動を心がけることも大切です。
食事については、月齢によって与え方や餌の量が異なります。子犬は噛む力や消化する力が弱く、お湯でふやかしてあげることがポイントです。生後3ヶ月を過ぎたら、お湯の量を減らし、徐々にドライフードに切り替えましょう。
また、餌の量はドッグフードのパッケージに記載されている量や体重を参考に決めます。もし不安な場合は、動物病院に相談してみてください。
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運動に関しては、生後3〜4ヶ月頃に散歩デビューをするのが理想的です。この時期は、ワクチン接種が終わり、免疫力が安定し始める時期であるからです。
それまでは家の中でおもちゃを使って遊び、運動させてあげましょう。コミュニケーションを取る中で、マルプーとの信頼関係を築くこともできます。
しつけと社会化トレーニングをする
子犬の時期のしつけと社会化トレーニングは、マルプーの成長にとって欠かせません。
きちんとしつけをすることで、マルプーとのコミュニケーションが取りやすくなったり、吠え癖や噛み癖などの問題行動を防いだりできます。信頼関係を築くことにもつながるので、一貫性をもってきちんとしつけましょう。
また、社会化トレーニングによって社交的な性格になり、成犬になってから落ち着いて行動できるようになります。そのため、とくに社会化期と言われる生後1〜4ヶ月の間は、さまざまな環境に触れさせることが大切です。
散歩が難しい時期であれば、マルプーを抱っこしたり、カートに入れたりして、外へ連れて行ってあげましょう。
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マルプーの成犬の特徴を理解したら飼い始めよう
この記事では、マルプーの成犬の見た目や大きさについて解説しました。マルプーは成犬でも子犬でも可愛い見た目をしており、人気のあるミックス犬です。
成犬になるまで、予防接種や食事の管理、社会化トレーニングなど、飼い主さんにとっても大変な時期が続きます。しかし、成長する上でとても大切なことなので、責任をもってお世話をしてあげることが大切です。
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