そもそも犬が吠える理由とは?
そもそも犬が吠えるのは、それが気持ちを伝える方法の一つだからです。犬は言葉をもたないため、吠えることでさまざまなメッセージを伝えてくれます。
犬の吠えには、以下6つの種類があります。
- 要求吠え
- 警戒吠え
- 興奮吠え
- ストレス吠え
- 不安吠え
- 遠吠え
「怖い」「痛い」といったネガティブな気持ちを伝えているケースが多く、その気持ちを汲み取り、解消してあげることが大切です。また、犬にとって吠えることは本能でもあるので、しつけでコントロールするのが難しい場合もあります。
しかし、犬の中にはこれまでの習性や環境によって、あまり吠えない犬種もいます。以下の章では、あまり吠えないおすすめの犬種を紹介するので、参考にしてみてください。
あまり吠えない犬種7選
比較的吠えない犬種は、以下の7つです。
- キャバリアキングチャールズスパニエル
- パグ
- フレンチブルドッグ
- シーズー
- 狆
- ボストンテリア
- ゴールデンレトリバー
それぞれの特徴や吠えない理由を紹介していきます。
1.キャバリアキングチャールズスパニエル
キャバリアキャバリアキングチャールズスパニエルは、柔らかい被毛と垂れ下がった耳、大きな瞳を特徴にもつ小型犬です。
とても社交的な性格をしており、警戒心が強くないことから、あまり吠えないとされています。そのため、初心者や子どもがいる家庭でも飼いやすいです。
ただし、ストレスが溜まると吠えてしまう恐れがあります。適度な運動やスキンシップを心がけて、ストレスを発散させてあげることが大切です。
2.パグ
パグは、つぶれた鼻と大きな瞳、そしてくしゃくしゃの顔がチャームポイントの犬種です。
パグのようにマズルが短い犬種は短頭種と呼ばれます。短頭種は吠えにくく、吠えたとしても声が小さいのが特徴です。ほかには、フレンチブルドッグやボストンテリアが該当します。
さらに、パグは穏やかで人懐っこい性格なので、攻撃的になることが少ないです。ただし、甘やかして育てると要求吠えが身についてしまうため、注意が必要です。
3.フレンチブルドッグ
フレンチブルドッグは、大きな立ち耳とつぶれた鼻をもつ中型犬です。
明るくて社交的な性格をしており、他の犬とも仲良く遊ぶことができます。また、飼い主さんが側にいると甘えん坊になり、のんびりと過ごすことを好みます。このような性格なので、フレンチブルドッグはあまり吠えません。
注意点としては、パグと同様にきちんとしつけをすることが重要です。甘やかして育てると、要求吠えの癖がついてしまうことがあります。
4.シーズー
シーズーは、豊かな被毛と垂れ耳、短い鼻が特徴的な犬種です。
穏やかで温厚な性格のため、比較的吠えにくいとされています。また、飼い主さんに対して従順で賢いので、しつけもしやすいです。もし吠え癖がついてしまっても、きちんとしつければ直すことができるでしょう。
5.狆
狆は、丸い顔と大きな目を特徴にもつ小型犬です。古くから愛玩犬として親しまれており、穏やかで人懐っこい性格をしています。そのため、吠えることは少ないです。
ただし、警戒心が強く、警戒吠えをする恐れがあります。そのため、たくさんスキンシップを取ることや社会化トレーニングをすることが重要です。
6.ボストンテリア
ボストンテリアは、白と黒の模様と立ち耳が印象的な犬種です。活発で外で遊ぶことが好きですが、室内では甘えん坊になり落ち着いて過ごす傾向にあります。
甘やかしすぎると要求吠えをする可能性がありますが、それ以外で吠えることはほとんどないでしょう。吠えない犬種を探している方には、とくにおすすめです。
7.ゴールデンレトリバー
ゴールデンレトリバーは、大型犬の中でも人気の高い犬種です。とても温和な性格をしており、吠えることが少ないです。しつけもしやすく、優れた家庭犬として知られています。
ただし、子犬の頃はやんちゃな性格をしており、吠えたりものを壊してしまったりすることがあるでしょう。成犬になると次第に落ち着き、穏やかで従順な性格になります。
吠えない犬に育てる方法
次に、犬が吠えないように育てる方法を紹介します。以下の方法を実践することで、吠えにくくなり、飼い主さんも犬も穏やかに過ごせるでしょう。
犬が吠えている理由を把握する
まずは、犬が吠えている理由を把握することが大切です。大きな音にびっくりしたから、散歩に行けずストレスが溜まっているからなど、原因を特定します。
次に、その原因を取り除いてあげましょう。インターホンの音を小さくする、ストレスを発散させてあげるなど、できることがあれば試して見てください。
もし原因を取り除くことが難しい場合は、その原因が怖くないものであると教えることもポイントです。例えば、サイレンなどの大きな音がして怖がっていたら、落ち着かせてあげて、落ち着いたらおやつをあげるといった方法が効果的です。
要求吠えは無視する
要求吠えに関しては、無視をするのが鉄則です。「ご飯が欲しい」「早く散歩に行きたい」といった要求吠えに反応してしまうと、吠えれば応えてくれると思ってしまいます。その結果、要求吠えがエスカレートすることもあるでしょう。
そのため、要求吠えには反応せず、吠えても要求が通らないと理解させることが大切です。
たくさんスキンシップする
日頃からたくさんスキンシップを取ることも欠かせません。スキンシップ不足によって犬がストレスを感じ、無駄吠えをすることがあるからです。
犬と遊んだり、触れ合ったりすることを心がけて、無駄吠えを防ぎましょう。
吠えない犬を探すならpetmiがおすすめ
ここまで、犬が吠える理由や吠えない犬7選、吠えないように育てる方法を紹介しました。
犬にとって吠えることは大切なコミュニケーションなので、全く吠えないようにするのは難しいです。しかし、正しく育てることで、吠えにくい犬に育てられるでしょう。また、マンションなどで飼う場合は、最初から吠えにくい犬を選ぶのがおすすめです。
実際に飼う犬種が決まり、これから子犬を探す場合は、「petmi」を利用してみてはいかがでしょうか。petmiとは、全国のペットショップで販売されている子犬・子猫を紹介するサービスであり、掲載数は日本最大級を誇ります。
性別や月齢、毛色などの条件で探せるので、きっと探し求めている子が見つかるでしょう。ぜひお気軽に覗いてみてくださいね。