ボーダーコリーの基本情報
ボーダーコリーは古くから牧羊犬として活躍しており、人間と共に生活していました。そのような背景から、運動能力や知能が高く、人間に対して忠実な性格をしています。
見た目に関しては、日本ではブラック×ホワイトの配色のボーダーコリーをよく見かけるのではないでしょうか。しかし、世界では他の配色も多く、全部で35種類もの組み合わせがあるそうです。毛の長さも、長毛から短毛までさまざまであり、好みのボーダーコリーを見つけられるのも魅力の一つです。
その他、ボーダーコリーの基本情報を以下にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
原産国 | イギリス |
サイズ | 中型犬 |
毛色 | ブルーマール、チョコマール、ブラウン、ブルーホワイト、レッド、ブラックなど |
平均寿命 | 10~17歳 |
平均販売価格 | 約326,372円(※petmiデータ参照) |
運動量 | 多い |
トリミング | 不要 |
ブラッシング | 2〜3日に1回程度 |
散歩 | 1日に30分〜1時間の散歩を2回程度 |
ボーダーコリーの性格については以下の記事で紹介しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
ボーダーコリーの大きさはどのくらい?
ボーダーコリーは中型犬に分類され、オスとメスで大きさは異なります。それぞれ平均的な大きさは以下の通りです。
オス | メス | |
---|---|---|
平均体重 | 約18〜23kg | 約16〜20kg |
平均体高 | 約53~55cm | 約50~52cm |
ここで紹介しているのはあくまでも平均であり、体重や体高には個体差があります。中には30kgを超えるボーダーコリーもいますが、30kgを超えたとしても、必ずしも肥満というわけではありません。
肥満かどうかをチェックするには、あばら骨や腰のあたりを触って確認する方法があります。もし骨に触れることができれば、肥満ではないでしょう。もしこの方法でよくわからない場合は、動物病院で相談してみるとよいでしょう。
ボーダーコリーの体重推移
ボーダーコリーは子犬から成犬になるまで、どのように体重が増えるのでしょうか?ここでは、生後12ヶ月までの体重の推移を紹介していきます。
月齢 | 平均体重 |
---|---|
2ヶ月頃 | 約3kg |
3ヶ月頃 | 約6kg |
4ヶ月頃 | 約7〜12kg |
5ヶ月頃 | 約13〜14kg |
6ヶ月頃 | 約14〜15kg |
7ヶ月頃 | 約14〜15kg |
8ヶ月頃 | 約15〜16kg |
9ヶ月頃 | 約15〜16kg |
10ヶ月頃 | 約15〜16kg |
11ヶ月頃 | 約15〜16kg |
12ヶ月頃 | 約15〜16kg |
ボーダーコリーは生後2ヶ月を過ぎると、急激に体重が増えます。そして、6ヶ月頃を過ぎると体重の増加は緩やかになり、12ヶ月を過ぎると体重の増加は落ち着きます。
12ヶ月頃に成犬となるため、以降は体重が変動することはあまりありません。体重を維持できるように、適度な食事と運動を心がけてあげることが大切です。
ボーダーコリーと他のコリー犬との大きさを比較!
他のコリー犬と比べて、ボーダーコリーはどのくらいの大きさかを紹介します。コリー犬4種の大きさは以下の通りです。
ボーダーコリー | ラフコリー | スムースコリー | ビアデッドコリー | |
---|---|---|---|---|
体重 | オス:18〜23kg メス:16〜20kg |
20~34kg | オス:20.5~29.5kg メス:18~25kg |
25kg前後 |
体高 | オス:約53~55cm メス:約50~52cm |
オス:61cm メス:56cm |
オス:56~61cm メス:51~56cm |
オス:53~56cm メス:51~53cm |
ボーダーコリーは他のコリー犬種と比べて比較的小さめであることがわかります。他のコリー犬は大型犬に分類されますが、ボーダーコリーは中型犬の分類です。
そのため、「コリー犬を飼いたいけど家があまり広くない」という方でも、ボーダーコリーは比較的飼いやすいのではないでしょうか。
以下では、それぞれのコリー犬の特徴や大きさについて簡単に解説していきます。
ラフコリー
ラフコリーは、長くて綺麗な被毛を持つコリー犬です。スコットランド原産で、羊を追う牧羊犬として飼育されてきました。非常に賢く、しつけも簡単に覚えてくれます。
ラフコリーの大きさはボーダーコリーよりも一回り大きく、大型犬に分類されます。
スムースコリー
スムースコリーはラフコリーの短毛種であり、性格はラフコリーに似ています。優れた放牧犬であり、家族向けのペットとしても人気が高いです。
スムースコリーもボーダーコリーよりも大きく、大型犬に分類されます。
ビアデッドコリー
ビアデッドコリーは、顔周りの長い毛がかわいいコリー犬です。「ビアデッド」とは、日本語で「ひげのある」という意味であり、顔周りの毛がひげのように見えることから名付けられました。
ラフコリーやスムースコリーよりは小さめなものの、ボーダーコリーよりは大きく、大型犬の分類です。
ボーダーコリーに最適なケージやクレートの大きさは?
最後に、ボーダーコリーを飼う上で必要なケージやクレートの大きさについて紹介します。
ケージやクレートはボーダーコリーの部屋のようなものであり、安心して暮らすために欠かせません。大きさに関しては、ボーダーコリーが立っても、回転しても、横になっても快適に過ごせるようなサイズが望ましいです。
どちらも小さ過ぎるとストレスを感じてしまい、反対に大き過ぎるとクレートは持ち運ぶのが大変です。ボーダーコリーは子犬から成犬にかけてかなり大きくなるので、最初に大きめのものを購入するか、成長に応じて買い替えることをおすすめします。
ボーダーコリーの大きさを理解したら飼い始めよう
この記事では、ボーダーコリーの大きさについて解説しました。ボーダーコリーは中型犬であり、子犬から成犬にかけて大きく成長します。しかし、他のコリー犬と比べると小さめなので、大きさだけで考えると、飼いやすい犬種と言えます。
ボーダーコリーの大きさについて理解したら、ボーダーコリーを飼い始めてみてはいかがでしょうか。まだどのボーダーコリーを飼うか決まっていない方は、「petmi」で探す方法がおすすめです。
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