【屋外編】犬が喜ぶ遊び方6選
ここでは、屋外で犬が喜ぶ遊び方を6つピックアップして紹介します。
- 追いかけっこ
- ボール・フリスビー
- 散歩
- アジリティ
- かくれんぼ
- 水遊び
追いかけっこ
追いかけっこは、犬の本能を刺激する楽しい遊びです。飼い主が逃げて犬に追いかけてもらうことで、犬の狩猟本能を満足させることができます。公園や庭など、広くて安全な場所を選びましょう。
ボール・フリスビー
ボールやフリスビーを使った遊びは、多くの犬が大好きです。投げたものを追いかけて持ってくることは犬の運動不足解消に効果的です。始める前に、「待て」の指示を出すことで、しつけの練習にもなります。
ただし、硬すぎるフリスビーなどは歯を傷める可能性があるので、犬用の柔らかい素材のものを選びましょう。
散歩
散歩は、単なる運動だけでなく、犬にとって重要な社会化トレーニングにもなります。新しい匂いや景色を楽しみながら、飼い主との絆を深められる大切な時間です。
ルートを変えたり、時々立ち止まって周囲を観察する時間を設けたりすることで、より刺激的な散歩になります。ただし、天候や気温には十分に気をつけて、暑い日や寒い日は散歩時間を調整しましょう。
アジリティ
アジリティは、障害物を使った犬のスポーツです。ハードルやトンネル、スラロームなどの障害物を、飼い主の指示に従って通過していきます。犬の運動能力や集中力を高めるだけでなく、飼い主との信頼関係も深まる遊びです。
ドッグランには様々なアジリティがあるので、週末に足を運んでみるといいでしょう。また、自宅の庭や公園であっても簡単な障害物を作ってミニアジリティを楽しめます。
かくれんぼ
かくれんぼは、犬の嗅覚と探索本能を刺激する楽しい遊びです。飼い主が隠れて、犬に探してもらいます。
始める前に「待て」の指示を出し、しばらくしてから「おいで」と呼ぶことで、基本的なしつけの練習にもなります。最初は簡単な場所に隠れ、徐々に難しくしていきましょう。
かくれんぼは犬の問題解決能力を高め、精神的な刺激にもなります。ただし、安全な場所で行い、犬がストレスを感じない程度に留めることが大切です。
水遊び
水遊びは、特に暑い季節に犬が喜ぶ遊びの一つです。浅い川や犬用プールで泳いだり、水鉄砲やスプリンクラーで水をかけ合ったりして楽しめます。
水遊びは体温調節にも効果的で、関節への負担も少ない運動です。ただし、すべての犬が水を好むわけではないので、無理強いは禁物です。
【室内編】犬が喜ぶ遊び方4選
ここでは、室内で犬が喜ぶ遊び方を4つピックアップして紹介します。
- 引っ張りっこ
- 宝物探し(ノーズワーク)
- 知育玩具
- ジャンプ&トンネル
引っ張りっこ
引っ張りっこは、多くの犬が本能的に好む遊びの一つです。ロープやタオル、専用のおもちゃを使って犬と引っ張り合います。
犬の「獲物を捕まえて引っ張る」という本能を満たし、ストレス解消にもなります。ただし、犬の歯や首に負担をかけないよう、横方向に優しく引っ張りましょう。
宝物探し(ノーズワーク)
宝物探し、別名ノーズワークは、嗅覚を使った知的な遊びです。おやつや好きなおもちゃを室内の様々な場所に隠し、犬に探させます。
最初は簡単な場所から始めるのがポイントです。徐々に難易度を上げていくことで、愛犬がすぐに飽きるのを防げるでしょう。
知育玩具
知育玩具には、パズル型のおもちゃやトリーツボールなど、様々な種類があります。基本的には、犬が頭を使って問題を解決することで報酬(おやつ)を得られるようになっています。
集中力を高めるだけでなく、飼い主がいない時のよい気晴らしにもなるでしょう。/p>
ジャンプ&トンネル
ジャンプ&トンネルは、室内でも楽しめるミニアジリティです。椅子やテーブルの下をくぐらせたり、低めのハードルを飛び越えさせたりして遊びます。
家にある家具や道具を使って簡単に設定できるのが魅力で、狭いスペースでも工夫次第で楽しめます。ただし、床が滑りやすい場合はマットを敷くなど、安全面に配慮することが大切です。
犬との遊び方におけるコツ
犬との遊びをより楽しくするためには、いくつかのコツがあります。犬との遊び方におけるコツを見ていきましょう。
短時間で毎日遊んであげる
短時間で毎日遊んであげることが大切です。犬は日々の運動と刺激を必要としており、飼い主が遊んでくれるのを待っています。遊びの内容や時間は犬の年齢や体力に合わせて調整し、無理のない範囲で遊んであげましょう。
やりすぎない、適度に遊ぶ
犬との遊びは楽しいものですが、やりすぎないことが重要です。長い時間遊んだり、毎回同じ遊びを繰り返してしまうと、飽きてしまうかもしれません。
遊びの時間は15〜30分程度を目安として適度に遊びましょう。複数の遊びを用意して日によって変えるなど、飽きさせない工夫も大切です。
飼い主も楽しむ
犬との遊びで最も大切なのは、飼い主自身も楽しむことです。犬は飼い主の感情を敏感に察知します。飼い主が楽しんでいると、犬もより一層遊びに熱中してくれます。
自分が好きな遊びを取り入れたり、新しい遊び方を試したりすることで、飼い主自身も遊びの時間を楽しめるでしょう。
犬との遊びで気をつけるべきポイント
ここでは、犬と遊ぶ際に気をつけるべき6つのポイントを紹介します。
主導権をにぎらせない
遊びの中でも、飼い主が主導権を持つことが大切です。犬に主導権を握らせると、しつけが難しくなったり、要求が強くなったりする可能性があります。
遊びの開始と終了は飼い主が決め、ルールを設定しましょう。ただし、厳しすぎず、犬が楽しめる雰囲気を保つことも忘れずに。
興奮してきたら、休憩を取る
犬が興奮しすぎると、コントロールが難しくなり、思わぬ事故につながる可能性があります。遊びの最中に犬が過度に興奮してきたら、いったん休憩を取りましょう。
犬の様子をよく観察し、息が荒くなったり、動きが激しくなったりしたら、落ち着くまで遊びを中断します。この時、無理に抑え込むのではなく、静かに待つことが大切です。
食べ物を与えすぎに注意する
遊びのごほうびとしておやつを与える場合、与えすぎに気をつけましょう。おやつの過剰摂取は肥満や消化器系の問題につながります。遊びで使用するおやつは、1日の食事量の10%以内に抑えましょう。
また、低カロリーのおやつを選んだり、おやつの代わりに犬の好きなおもちゃを報酬にしたりするのも良い方法です。
誤飲に気をつける
遊びの最中、犬が小さなおもちゃの部品や壊れたおもちゃを誤って飲み込んでしまうことがあります。安全に遊ぶためにも、適切なサイズと素材のおもちゃを選ぶことが肝要です。
また、おもちゃの状態をこまめにチェックし、破損や劣化が見られたら速やかに交換しましょう。
フローリングの滑り止め対策をしておく
室内で遊ぶ際、床がフローリングだと滑りやすく、犬が怪我をする場合があります。滑って転倒すると、関節や筋肉を痛める可能性があるため、滑り止め対策は必要です。
フローリングには滑り止めマットを敷いたり、犬用の滑り止めソックスを履かせたりしましょう。また、カーペットやラグを敷くことで、犬が安心して走り回れる空間を作ることができます。
屋外で遊ぶ場合はマナーと周囲への配慮を意識する
ドッグランや海、川など屋外で犬と遊ぶ際は、マナーと周囲への配慮が大切です。ドッグランでは、他の犬や飼い主に迷惑をかけないよう、基本的なしつけを済ませてから連れて行きましょう。
海や川では水質や潮の流れに注意し、犬の泳力を過信しないことが大切です。また、どこで遊ぶ場合も、排泄物の処理や無駄吠えの制止など、基本的なマナーを守りましょう。
周囲の環境や他の利用者への配慮を忘れず、公共の場での責任ある行動が、楽しい屋外遊びにつながります。<
犬との遊び方を知って愛犬との触れ合いを楽しもう!
犬との遊び方はたくさんあります。犬との遊びは、愛犬の健康を維持するだけでなく、飼い主にとっても楽しいひと時となり、ストレス解消につながるメリットがあります。
今回紹介した10種類の遊び方やコツを参考に、あなたの愛犬に合った遊びを見つけてみてくださいね。色々な遊び方で愛犬と触れ合い、絆を深めていきましょう。