チワワの基本情報まとめ
チワワの特徴は、何といっても世界一小さいとされるその華奢さです。また、つぶらな瞳やアップル・ドームと呼ばれる丸みを帯びた頭を持ち、とても可愛らしい見た目をしています。
近年はマンションで犬を飼う人が増えており、チワワはそのサイズ感から人気を集めています。性格に関しても、飼い主さんに対する愛情が深く、献身的であることから、比較的しつけやすいと評判です。
チワワの基本的な情報は、以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
原産国 | メキシコ |
サイズ | 小型犬 |
毛色 | ブラックタン・クリーム・ブラックホワイト・ホワイト・レッドなど |
平均体重 | 1.5〜3kg |
平均体高 | 12〜20cm |
平均寿命 | 14~16歳 |
平均販売価格 | 約281,713円(※petmiデータ参照) |
運動量 | 低〜中 |
散歩時間 | 1日1〜2回、1回あたり10〜20分 |
トリミング | 基本的に不要 |
ブラッシング | 1日に1回程度 |
チワワの歴史
チワワの祖先は、1500年前後のアステカ文明時代に王族が飼っていたテチチという犬種だと考えられています。テチチは神聖な神の使いとされており、人々の生活に深く関わっていました。
「チワワ」という名前は、1850年頃にアメリカ人がメキシコのチワワ州からこの犬種を連れ帰ったことに由来しています。その後、アメリカのドッグショーに登場し、人気を集めました。
1904年にはアメリカンケネルクラブ(AKC)にチワワが登録され、1952年にはスムースコートとロングコートの二種類に区別して登録されるようになりました。
チワワの大きさ
チワワの大きさは、体高が12〜20cm、体重が1.5〜3kgと非常に小さいです。世界でもっとも小さい犬種として認定されています。
ちなみに、ジャパンケネルクラブ(JKC)では、1kg未満や3kgを超えるチワワはスタンダードとして認められていないようです。
チワワの被毛
チワワの被毛には、スムースコートかロングコートの二種類があります。
スムースコートは短くて光沢がある被毛、ロングコートは長くて柔らかい被毛が特徴です。また、ロングコートは耳や尻尾に飾り毛があり、上品な見た目をしています。
さらに、それぞれシングルコートとダブルコートが混在しており、抜け毛の多さにも個体差があります。
チワワの性格
チワワの性格は、以下の通りです。
- 愛情深い
- 好奇心旺盛
- 賢い
- 警戒心が強い
- 臆病
チワワは飼い主さんに対する愛情が深く、献身性があります。また、好奇心旺盛で明るい性格をしており、身体を動かすことも好きです。
一方で、臆病で警戒心が強い性格も持ち合わせています。番犬としては優秀ですが、きちんとしつけないと、吠え癖や噛み癖が付くこともあります。
チワワの性格について、詳しくは以下の記事で紹介しているので、チェックしてみてください。
チワワの販売価格
チワワの平均販売価格は、約281,713円です。ちなみに、被毛のタイプで分けると、以下の通りです。(※petmiデータを参照)
- スムースコート:約274,231円
- ロングコート:約282,385円
あくまでも平均なので、値段には個体差があります。petmiで調べてみると、最高値は1,463,000円、最安値は11,000円でした。(※2024年4月時点)
チワワの値段は、購入する方法や血統、月齢などによって異なります。もし希望する価格や月齢などがある場合は、petmiで探すのがおすすめです。
petmiでは全国のペットショップから子犬・子猫を探すことができるサイトであり、希望の条件に沿ったチワワを見つけられます。ぜひ一度調べてみてくださいね。
チワワの寿命と病気
チワワの平均寿命は14〜16歳とされています。アニコム損害保険株式会社の「アニコム 家庭どうぶつ白書2021」によると、平均寿命は13.8歳です。
チワワに長生きしてもらうためには、適度な運動と食事が欠かせません。また、ストレスを溜めないように、欲求を満たしてあげることもポイントです。
また、チワワは主に以下の病気にかかりやすいので、飼う前に症状や予防法を把握しておきましょう。
- 膝蓋骨脱臼
- 水頭症
- 気管虚脱
- 僧帽弁閉鎖不全症
- 角膜炎
詳しくは以下の記事で紹介しているので、合わせてご覧ください。
チワワの飼い方
チワワの飼い方のポイントを以下の項目に分けて紹介していきます。
- 運動
- 食事
- しつけ
- お手入れ
運動
チワワは身体が小さく、他の犬種と比べると運動量は少なめです。しかし、散歩をすることでチワワにとって気分転換にもなるため、できるだけ毎日散歩に連れていくことをおすすめします。
散歩の目安は1〜2回、1回あたり10〜20分です。年齢や健康状態に応じて、散歩の時間は調節しましょう。
また、運動が不足するとすぐに太ってしまいます。なかなか散歩にいけないときは、室内でおもちゃを使って身体を動かしてあげましょう。一緒に遊びながらコミュニケーションを取ることで、信頼関係も築けます。
食事
チワワは食べすぎるとすぐに太ってしまうので、食事をきちんと管理してあげる必要があります。ドッグフードのパッケージに記載されている量を守り、おやつも与えすぎないようにしましょう。
また、ドッグフードを選ぶときには、高品質で栄養バランスが良いものを選ぶのがおすすめです。子犬におすすめのドッグフードは以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
子犬用ドッグフードのおすすめ10選!選び方や与えるときのポイントも紹介
しつけ
チワワは飼い主に対して従順であり、信頼関係を築けていれば比較的しつけやすいです。
しかし、頑固な一面もあり、一度誤ったしつけをするとなかなか修正が難しいとされています。そのため、チワワを飼う前には、しつけの方法を家族間で統一しておくことが大切です。
また、警戒心が強い性格から、吠え癖や噛み癖が付くことがあります。これを和らげるためには、社会化トレーニングが非常に重要です。子犬の頃からさまざまな環境に触れさせ、新しいものに対する警戒心を軽減するよう努めましょう。
お手入れ
チワワに必要なお手入れは、主に以下の通りです。
- ブラッシング
- シャンプー
- 歯磨き
- 耳掃除
- 爪切り
チワワの被毛にはスムースコートとロングコートの2種類がありますが、どちらもブラッシングは毎日行ってあげると良いです。シャンプーの頻度は月に1〜2回、爪切りは月に1回が目安になります。
また、できるだけ毎日行ってほしいのが歯磨きです。歯磨きを怠ると、歯と歯茎の間に汚れが溜まり、それが歯石になって歯周病を引き起こします。歯周病は他の病気の原因となることもあるので、できるだけケアをしてあげましょう。
チワワにトリミングは必要?人気のカットスタイルや料金の目安などを紹介
まとめ
ここまで、チワワの基本情報や販売価格、飼い方のポイントなどを紹介しました。チワワは愛らしい見た目や飼い主さんに対する愛情深い性格から、人気の高い犬種です。
価格を比較して選びたい、希望の毛色があるなどの場合は、petmiで探すことをおすすめします。全国のペットショップから探せるため、きっとお気に入りのチワワが見つかるはずです。