コーギーってどんな犬?
コーギーの正式名称は、ウェルシュコーギーです。ウェルシュコーギーは、さらに2種類にわけられます。
- ウェルシュコーギーペンブローク
- ウェルシュコーギーカーディガン
日本で飼われているのは、ほとんどがウェルシュコーギーペンブロークです。これらの違いは、次の章で紹介します。
平均体重は10〜12kg、平均体高は25〜30cm前後であり、中型犬に分類されます。見た目については、短足胴長の体型や三角の立ち耳、プリプリのお尻が特徴的であり、とても可愛らしいです。
コーギーの基本情報は、以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
原産国 | イギリス |
毛色 | レッド、セーブル、フォーン、ブラック&タンの単色で、足、前胸、首、頭部の白斑は認められる |
被毛のタイプ | ダブルコート |
平均体重 | 10~12kg |
平均体高 | 25~30cm |
平均寿命 | 12〜14歳 |
平均販売価格 | 約279,278円(※petmi参照) |
コーギーの種類
コーギーには、ウェルシュコーギーペンブロークとウェルシュコーギーカーディガンの2種類があります。
コーギーの起源は、紀元前1200年頃に中央ヨーロッパからイギリス・ウェールズに移住したケルト民族が連れてきた犬に由来すると考えられています。
その後、ウェールズで牧羊犬として活躍しながら、ペンブロークシャー地方で発展したのがペンブローク、カーディガン地方で発展したのがカーディガンとなったようです。
見た目については、カーディガンのほうが胴がやや長めで、しっかりした体型をしています。また、耳もひと回り大きいです。
どちらも性格はよく似ており、活発で人懐っこいです。
コーギーの性格
コーギーは、次のような性格であることが多いです。
- 活発で好奇心旺盛
- 賢く学習能力が高い
- 社交的で人懐っこい>
- 勇敢だが攻撃性がある
- 独立心がある
また、コーギーは性別によっても、性格が若干異なるとされています。
- オス:やんちゃで甘えん坊
- メス:落ち着きがありしつけやすい
ただし、これらはあくまでも傾向であり、すべてのコーギーに当てはまるわけではありません。育て方や生活環境でも大きく異なるため、一概にはいえないでしょう。
コーギーの販売価格
コーギーの平均販売価格は、約279,278円です。これは、ほかの中型犬に比べると、比較的高いです。参考までに、他の小型犬の価格を見てみましょう。
- アメリカンコッカースパニエル:約231,169円
- ビーグル:約204,262円
- ボーダーコリー:約267,901円(※全てpetmi参照)
コーギーは人気があるものの、取り扱い数が少ないことから、値段が高く設定されている傾向にあります。
コーギーの価格は、以下のような要素で決まります。
- 月齢
- 性別
- 毛色
- 見た目
- 血統
- 健康状態
例えば、ドッグショー向けに育てられた血統の場合は、値段が高くなります。また、ブルーマールやブラックヘッドトライカラーといった珍しいカラーも、値段は高めです。
もし購入予算が決まっている場合は、petmiで探してみてはいかがでしょうか。金額や毛色、性別などの条件で検索できるので、予算の範囲内で理想のコーギーを見つけられるでしょう。
コーギーの寿命とかかりやすい病気
コーギーの平均寿命は、アニコム損害保険株式会社の「家庭どうぶつ白書 2023」によると、12.6歳とされています。犬全体の平均寿命は14.2歳であることから、平均と比べると寿命は短めです。
もちろん、実際の寿命には個体差があります。適度な運動や食事、定期的な健康診断を心がけて、コーギーが長生きできるようにお世話することが大切です。
また、コーギーを飼う上で注意したい病気・怪我は、以下の通りです。
- 椎間板ヘルニア
- 股関節形成不全
- 変性性脊髄症
- 進行性網膜萎縮症
- 尿路結石
各病気の症状や予防法は、下記の記事で紹介しているので、チェックしてみてください。
コーギーの平均寿命はどのくらい?かかりやすい病気や長生きの秘訣も
コーギーの飼い方のポイント
コーギーの飼い方のポイントを、4つの項目に分けて紹介していきます。
- 散歩
- 食事
- しつけ
- お手入れ
散歩
コーギーは、もともと放牧犬として活躍していた犬種であり、運動量が豊富です。1日2回、1回あたり30〜1時間の散歩が目安となるため、散歩時間をしっかりと確保する必要があります。
また、ボール投げや追いかけっこなど、コーギーが楽しめる運動を取り入れることもおすすめです。
ただし、胴長短足な体型のため、無理に階段を上り下りさせたり、ジャンプをさせたりすると、背骨に負担がかかります。適度な運動を心がけることが大切です。
食事
コーギーは食欲旺盛かつ太りやすい体型をしているので、食事の管理が不可欠です。肥満になると、椎間板ヘルニアなどの病気の原因となるため、注意が必要です。
また、ドッグフードは栄養バランスをみて選びましょう。高タンパク・低脂肪のものを選ぶと、太りにくくなります。
ドッグフードの正しい選び方 | 種類や目的、年齢別に選ぶポイントを紹介
しつけ
コーギーは飼い主さんに対する忠誠心が強く、賢い性格をしているため、比較的しつけやすいです。
ただし、甘やかして育てたり、社会化を怠ったりすると、手がつけられなくなることも。子犬の頃から一貫性をもってしつけることが大切です。
犬のしつけ方 | 基本のしつけ一覧や上手に行うポイントを解説
お手入れ
コーギーはダブルコートの被毛をしており、抜け毛が多いです。そのため、換毛期は抜け毛対策が欠かせません。
ブラッシングは毎日、シャンプーは月に1〜2回の頻度で行うことをおすすめします。そのほか、歯磨きや爪切り、目や耳のケアも怠らないようにしましょう。
コーギーの子犬を探すならpetmi
ここまで、コーギーの基本情報や販売価格、飼い方のポイントなどを紹介しました。コーギーは社交的で忠誠心が強く、初めて犬を飼う方にもおすすめです。
コーギーの値段の平均は、約279,278円です。「コーギーを飼いたい!」と思った方は、ぜひpetmiでお気に入りの子犬を見つけてみてくださいね。